東北地方太平洋沖地震 | スーパープラネタリウム「MEGASTAR」 大平技研スタッフブログ

東北地方太平洋沖地震

Lotusです。

このたびの東北地方太平洋沖地震により被災されました方々に、心よりお見舞い申し上げます。また、犠牲になられた方のご冥福を深くお祈りしております。
報道を見ていると、本当に胸が痛みます。そして、今この時に、何もできない自分たちを歯がゆくも思います。
被災地の一日も早い復興を心より祈念するとともに、これから、弊社としてできることで、全力を挙げて支援していきたいと思います。

11日の地震が起きた時、ほとんどのスタッフは川崎の大平技研事務所におり、大平はテレビ番組の打合せを、技術陣はMEGASTARの組み立てなどを行っていました。今までに経験したことのない大きな揺れが長く続き、打合せを一時中断。テレビをつけて事の大きさを知り、みなでニュースを食い入るように眺めるという状況となりました。川崎は震度4。
打合せにいらしていたテレビ制作会社の方は「今日、仙台に行っている取材クルーがいる」と言って心配なさり、私も被災地近くに住んでいる友人の顔が脳裏をかすめたりしました。

幸い事務所の1Fは、棚の上の物が少し落ちた程度でしたが、3Fで組み立てをしていた技術スタッフは、MEGASTAR、そして部品がたくさん置いてある棚を両手と足で抑える、という状態だったようです。

同時に気になったのが、MEGASTARを設置している各地の施設。特に3/19にリニューアルオープンを控えた茨城県の日立シビックセンター には、弊社とプレアデス のメンバーが作業に入っており、科学館スタッフの方々と共に安否が気になりました。弊社スタッフに電話をしてもメールをしてもつながらず、まったく状況が分からない状態。しばらくして、現場入りしていたメンバーのTwitterで、みな無事であること、しかし外に避難しており、シビックセンターの建物にはひびが入ったり、水が噴き出している所があること、プラネタリウムの機械類もかなりのダメージを受けていることなどが分かりました。
とりあえず、津波や火災などによる人的被害がなかったことに一安心。「リニューアルオープン日は多少遅れるかもしれないが、機械ならいつでも直せる」と思いました。

山梨県立科学館 は震度5弱だったものの、スタッフ、機械類とも無事との連絡。
日本科学未来館 はテレビでテレコムセンター裏から火が出ている様子が何度も放送され心配しましたが、火災の影響はなし。ただ展示物等の損傷が激しく、しばらく休館ということになってしまいました。
富士川楽座 は15日夜に発生した静岡地震の震源地のすぐ隣りで大変心配しましたが、スタッフブログ から「震度5弱だったが大きな被害なく、通常通り営業」との情報をゲットし、本当にホッとしました。

各地の詳しい情報はまだ分かっていません。MEGASTARも一見無事に見えても、精密機器なため、機械的な細かい歪みなどの影響があると思われます。これから少しずつ、すべての施設の復旧作業に取り掛からなければなりません。そして、今後の部品調達なども気になるところです。

でも、それよりも何よりも、実際に被害に遭われた方々、そして今も避難所生活を強いられている方々を、本当に心より応援しております!
そして、福島原発の現場で実際に作業をしてくださっている方々、被災地で救援作業にあたっている方々、本当にありがとうございます!みなさまのご無事と活動の成功を心より祈っております!!!

大平技研として何ができるかを、今も話し合っています。
そしてこれを機会に、みんなで何が本当に大切なことなのかを考え、エネルギーの在り方や、生活スタイル、街づくりなど、考えていきましょう!
被災地のみなさま、未来と自分自身を信じて、何としても頑張ってください!!!
大平技研として、できる限りの支援を行っていきます!