恐らく、現在の企業様向け卓上カレンダー市場において、従来通りのことを従来通りに行なっていても成果を上げることは難しくなりつつあると感じています。
だからと言って、弊社がどの方向にどの程度でポジショニングすれば良いかの正解は分からないのですが、少なくとも現状維持では今後厳しくなることは明らかです。

そのため弊社では、まずは方向性が間違っていないかを確認した上で、その方向に一旦大きく振ることを行なっています。
実際には、それを行うと振り過ぎることが多いのですが、それによってその振り幅の程度が分かるため、そこからどれだけ戻せば良いかのさじ加減がある程度分かります。

今は、ほとんど全ての要素で一旦どちらかに大きく振る試みを行なっています。
それらの結果をもとに、シーズン本番に挑んでいきたいと思います。

9月に入り、今年の企業卓上カレンダーの流れが見えてきました。
それに伴い、今年の施策が通用しそうかどうかも明らかになってきました。

ただし、世の中の価値観や考え方が多様化している中で、単に施策が通用するかしないかの答え合わせをしても意味がありません。

それ以上に、どこまでどの程度通用したかの確度を推し量らなければ、次なる成果につなげることは難しいと考えられます。

むしろ、これからは全方位的な商品展開をすることは難しくなるので、どの領域をカバーするのかで、得られる成果の度合いが大きく異なります。

これまでのところ、ある程度の手応えを得られているので、方向性としては間違いではないと感じています。
後は、求められることとのギャップを最小化するために、お客様と擦り合わせを積み重ねて繁忙期に向けて調整していきたいと思います。

このブログは長いこと続けていますが、おそらく考えている事は昔から変わらないと思います。

ただ、そのまま書き続けていたら、同じような内容の繰り返しになるでしょう。
そして、ある程度続けていたら、ネタが尽き書くことも難しくなってくると思います。
しかし、これまで続けて来れたのは、考え方は、変わらなくても、世の中の価値観や、考え方に応じて表現や伝え方を変えてきたからです。

これからもきっと基本的な考え方は変わらないと思いますが、世の中が変わり続ける限り、ブログは書き続けられるのではないかと感じています。

しばらく前の普及期の企業卓上カレンダー市場では、お客様のニーズに応える商品・サービスをラインナップすることができれば、ある程度の成果につながる可能性がありましたが、今の成熟した市場では、ニーズに対する商品ラインナップが概ね網羅されているため、ニーズをベースに商品・サービス開発をしても成果につなげることが難しくなっています。

また、卓上カレンダーは使いやすいとされる仕様が一般的に標準化されており、これ以上新たな仕様を考案しても、物理的には評価されにくいのではないかと感じています。

その中で、何をすれば新たな成果につなげることができるかという課題について、今までのやり方から少しずつ離れていかなければならないかも知れません。

それはむしろ、弊社にとってチャンスになりえると思われます。

今までは経験則と慣習をベースに商品・サービス開発を行うことが多かったのを、これからはよりお客様視点で考えた商品・サービスを育てると言う表現の方が合っている感じがします。

ただし、これからの企業卓上カレンダー市場を取り巻く環境は、今まで以上に予測不可能となることが予想されるため、決めつけではなく、柔軟な発想で突き詰めていきたいと思います。

今年の企業卓上カレンダーは例年と流れが異なると言われているため、色々な意味でタイミングを掴むのが難しくなっています。
例年ですと、何かをするタイミングのシグナルのようなものがあり、それを目安に行動することで、流れができてくるのですが、今年はそのシグナルが少なく、歯車も噛み合わないことが多く感じられます。

ただ直近の感じでは、恐らく9月に入れば例年の流れとのギャップが解消されてくると思われますので、そこに向けて今年はシグナルに頼らずにタイミングを掴めるように合わせて行きたいと思います。

確かに、今年の企業卓上カレンダー販売は昨年と流れが異なると言われています。
もちろん、リピート性の高い季節商材ですので、流れが大きく違うと言うことはありませんが、実際に弊社でも違いを感じる部分もあります。

しかし、違いは感じるにしても、それを要件として受け入れて、対応しなければなりません。

むしろ、それが気にならないくらいに、弊社がやりたいことを突き詰めることができなければ、厳しさを増すビジネス環境を生き残ることは難しいと思われます。

違いが生まれることは、弊社にとってチャンスでもあります。
もっともっと、世の中が求める方向へ挑戦し続けたいと思います。

企業卓上カレンダー販売は例年、お盆を過ぎるとシーズン中盤に差し掛かります。
弊社はカレンダー販売シーズンを3つの期間に区切り、その間毎に修正や調整を加えていきます。

今年の序盤を終えて分かったことは、前の2年とは流れが違うことです。
それを踏まえてHPに手を加えていきますが、序盤までは昨年のやり方を発展させたやり方で挑んでいたので、思うような成果につながっていないところが結構ある感じです。

ただ、感触自体は悪くないことと、今年は前の2年に比べるとお客様の動く時期が少し遅くなっているような感じもするため、今までの課題をクリアして、中盤戦にのぞんでいきたいと思います。

ここしばらく暑い日が続きますが、この状態ではカレンダー制作の時期はまだ早いと感じる方が多いのではないでしょうか。
これは時期的な話ではなく、あくまで感覚的なことですが、夏が暑いほどカレンダー制作のピークが遅くなるような気がします。
実際に私も卓上カレンダー制作に携わっていますが、梅雨が短く猛暑が続くと季節感が狂って、感覚が麻痺する時があります。
もう少し暑さが和らいでくれば、いよいよカレンダーシーズン本番。気を引き締めてのぞみたいと思います。

恐らく、今後の企業卓上カレンダー販売でお客様からの更なる評価を得ようとするのであれば、卓上カレンダーというモノに囚われない発想が必要になると思います。

何故なら、コストやニーズを現実的に考えると、物理的なバリエーションは限界に近いと考えられるからです。

企業卓上カレンダーは使いやすいとされる仕様が世の中である程度標準化しており、また市場の成熟とともに顧客ニーズに基づいた素材や仕様も網羅されている商材です。
さらに、リピート性が高い季節商材なので、新たな大きなニーズが生まれにくいと言われています。

ただ、どの状況であっても弊社が企業卓上カレンダーを通してやるべきことは「クライアント企業様の発展のお手伝いをすること」であることは不変です。
そこを、ビジネス環境が変化していたり市場が成熟していることを通して見てしまうと、見誤ってしまう可能性が非常に高いと思われます。

一方、弊社がやるべきことのために「やれること」は可変です。
実際にはその前提として、企業卓上カレンダーの特性を考えれば、世の中が変わらなければやれることは限られます。

今はそうではなく、世の中の価値観や考え方が変わるため、そこに何かを創れる素地が生まれる可能性があります。

そこを突き詰めることができれば、弊社がやれることは変えることができます。

そして最も大切なことは「やれることは可変」であることを弊社が常に意識して取り組むことです。
それができなければ、遅かれ早かれ、弊社は市場に淘汰されることは間違いないと思います。

まだシーズン前半なので確実なことは言えませんが、個人的には明らかに昨年と今年と流れが違うと感じています。
実際には、昨年と一昨年は同じような流れでしたので、今年との流れの違いはハッキリ分かります。

これがシーズンを通して違うのかどうかは注視する必要がありますが、それでも現状の感覚のギャップは埋める必要があります。

今までは、昨年の流れをベースに構えていたので、今年の状況を踏まえつつ、本格シーズンにのぞみたいと思います。