こちらのページでは、ツイッター上のハッシュタグを利用して月に一度開催の「絵本語り場」のお題となる絵本を選ぶための、候補となる絵本をリスト化していきます。

僕が選ぶ絵本と、ツイッター上でお題絵本としてリクエストをいただいた絵本をあげていきます。
ツイッターでは ハッシュタグ「絵本語り場リクエスト」でリクエストを常時受け付けています。


お題絵本の選定は、僕のリストから2冊、リクエストリストから2冊を選び出し、ツイッター上でアンケート投票機能を使って次月のお題絵本を決定します。

随時追加していきますので、候補をご確認のうえ、たくさんのリクエストをお待ちしています。


お題絵本候補

おへそのごまセレクト
**************************************
ぐるんぱのようちえん』西内ミナミ/作 堀内誠一/絵 福音館書店

ぼくだよぼくだよ』きくちちき/作 理論社

はなをくんくん』ルース・クラウス/文 マーク・シーモント/絵 木島始/訳 福音館書店

ごろはちだいみょうじん』中川正文/作 梶山俊夫/絵 福音館書店

おおきなおおきなおいも』赤羽末吉/作・絵 福音館書店


リクエスト絵本リスト
**************************************
もこもこもこ』谷川俊太郎/作 元永定正/絵 文研出版
リクエストコメント「なぜあんなにもこどもにうけるのか。」

ぐりとぐら』中川李枝子/作 山脇百合子(大村百合子)福音館書店
リクエストコメント「実は大好きな絵本という訳ではないし 子どもの頃読まなかったけれど、魅力を語り合いたい」

もりのなか』マリー・ホール・エッツ/文・絵 まさきるりこ/訳 福音館書店
わたしとあそんでマリー・ホール・エッツ/文・絵 よだじゅんいち/訳 福音館書店
リクエストコメント「エッツはどうしてもカラフルな絵本を見慣れている方からは「地味な絵本」と敬遠されがちなので…

そうじゃないんだよ!と語りたいですー。」


はらぺこあおむし』エリック・カール/作 もりひさし/訳 偕成社

リクエストコメント「みんなが知ってる「はらぺこあおむし」

歌やDVDなどもあるけれど、絵本のどこに魅力を感じているのか、子どもたちを引きつけるのは何故なのか聞いてみたいです。」




※リクエスト随時受け付け中!


祝!お題絵本に選ばれました!
**************************************

キャベツくん』長新太/作・絵 文研出版
リクエストコメント「キャベツくん、お願いしたい。

長新太は絵本の王様。」←第2回お題絵本になりました。


(2019.1.6追記:現在この企画はお休みしています。もう少し自分のやりやすい形を考えて再開したいと考えています。)




ツイッターでこんな投稿をしたのが始まりでした。


その後、反響をいただき、実現に向けて色々と考えました。

ある程度考えもまとまったので、ここでドドンと発表します!


「絵本語り場」はじめますよー!

「絵本語り場」の目的:

#絵本語り場 は保育や子育てを軸に、参加される方が「子どもにとっての絵本」を自由に語りあうことで、「子どもと絵本の出会いの機会が増えること」「子どもと大人が共に絵本を楽しむこと」につながってほしいと願います。


場所:

ツイッター上のハッシュタグ「#絵本語り場」において

 リンク:「#絵本語り場」で検索 


日時:

その月の第2土曜日から第3日曜日までの9日間

(つまり土日−平日−土日を考えています)


具体的な方法:

お題となる本を一冊決めて、一定期間中、ひとつのハッシュタグでその本について自由に意見を述べたり聞いたりする。

同様の取り組みはこれまでもツイッター上で行われてきましたが、今回僕が考えているのは、「子どもにとっての絵本」をどう考えるか、を広くオープンな場でやいのやいのと語りあいたい、というものです。


2018.12.10追記:上記の「同様の取り組み」について、僕が以前参加していた「大人絵本会」との関連性について、ツイッターでご指摘をいただきました。ご指摘の通り、これは「大人絵本会」を想定した文言です。今回取り入れた、「ハッシュタグを利用して一定期間中、あるお題絵本について語りあう」という手法は、この大人絵本会を真似て、絵本語り場の手法とさせていただいています。僕自身、大人絵本会に何度も参加するなかで、とても有意義な意見交換や絵本を楽しむ視点を持つことができました。そのため、今回新たな場づくりを考える際にも、ツイッター上でのハッシュタグ利用という大人絵本会の手法を基本と考えた次第です。

大人絵本会とのもっとも大きな違いは開催期間です。これは、下にも述べているようにより多くの方にタグに参加してもらいたいとの思いで設定しました。このように、手法を真似つつ、別の方向性を模索することで、大人絵本会とは差別化をはかるつもりでした。こういった意図を明示しなかったために、ご参加くださる皆さんに不要な困惑を持たれるのは本意ではありません。ご指摘を受けてになり恐縮ですが、ここに追記いたします。)



オープンな場とするため、ツイッター上で自由に発言できるハッシュタグ方式をとります。

忙しい保育者や子育て中の保護者の方々が、ちょっとした隙間時間にでもタグのやり取りを見てコメントしたり、ひと言でも発言を残したりできるように期間は長めに設定します。(保育者には、1週間あれば、その間に一度くらいはお題本を子どもと読む機会を作れれば、との思いもあります)


目的として「保育や子育てを軸に」とあげました。

大人個人の感想や意見、批評や考察ももちろん大切なのですが、ぜひとも子どもたちと一緒にその絵本を読んで・見て、その時の子どもたちの姿や楽しみ方など実際の姿を共有できる場にしたいと考えています。(強制ではありません、そういう環境にない方や保育学生さんなどにもぜひ思いを発信してもらいたいと思っています)


そのために、参加される方に押さえておいていただきたいお願いを「グランドルール」として設定したいと思います。



グランドルール:

・オープンな場とする

ツイッターの特性上、誰でも参加でき、誰でも中身を見ることができる場です。

※当たり前の注意点ですが、個人情報保護には留意してください。特に保育者が実践を語る場合には各職場などの規定も参考にしつつ、子どもやご自身の個人情報に配慮した形での発言をお願いします。


・多様な意見が尊重される場とする

多様な意見が出ることで、目からウロコが落ちるような思いに出会うことにつながりますよね。

「子どもにとって」を考えた時に、様々な価値観がぶつかり合うこともあります。また、絵本というものに何を求めるかによっても。お題本への正当な批評はかまいません。が、非難・否定・人格攻撃など建設的な議論の妨げとなる発言はご遠慮願います。

また、絵本にはどうしても個人の好みがあらわれます。好きも嫌いもあって当然。その上で、他者の好きや嫌いも尊重しましょうね。「好きも嫌いも自分を主語に」語りあうことが大切ではないでしょうか。


・ビジネス、勧誘、宗教などとは線を引く

多様なひとがいつでも出入りできるような「オープンな場」を目指しています。だからこそ、(たとえ善意からのものであっても)ビジネスや宗教などの勧誘行為はお断りします。


以上が「絵本語り場」としてのグランドルールです。

今後、回数を重ねていくことで改める必要がある場合にはその都度考えましょう。


もつひとつ。「絵本語り場」としてのルールではないのですが、絵本について語る場合に配慮していただきたいことがあります。


・著作権についての考えかた

SNSなどで絵本を紹介したり批評する際などに押さえておきたい部分です。

実際は出版社や作品ごとに個別の基準があるのですが、大まかには以下のガイドラインなどを参考に考えています。

「日本書籍出版協会」が読み聞かせ活動などに対するガイドライン的な考えを示してくださってます。

日本書籍出版協会のサイト

また、わかりやすくまとめられたpdfもありますので目を通しておくとよいかと思います。

「読み聞かせ団体等による著作物の利用について」


これらを踏まえ、「絵本語り場」としては

・絵本の画像は表紙のみとする。また著者や出版社などを合わせて示す。

・中身についての議論は「引用」の範囲内で行う

こととしたいと思います。

ご理解をお願いします。



長くなりました。

色々と難しいこともお示ししましたが、最初にあげた「目的」がイチバンです。絵本って楽しいものなんですから。

ぜひ、皆さまが「絵本語り場」でステキな時間を過ごされますよう。お待ちしています。


【告知】

第2回「絵本語り場」

開催期間:2019年2/16(土)〜2/24(日)

お題絵本:『キャベツくん』長新太/作・絵 文研出版

出版社サイトはコチラ




【過去回】


第1回「絵本語り場」

開催期間:2019年1/12(土)〜1/20(日)

お題絵本:『かいじゅうたちのいるところ』モーリス・センダック/作 じんぐうてるお/訳 冨山房

出版社サイトはコチラ


第0回  プレ「絵本語り場」お試し会

を開催しました。

日時:12/8(土)〜12/16(日)

お題本:『はじめてのおつかい』筒井頼子/作 林明子/絵 福音館書店

出版社サイトはコチラ



国が

これから殺しますよ、とアナウンスして、

7人のヒトを殺した。


ひとを殺せば報いを受ける

極悪人にはふさわしい最期だ

喜べ

快哉せよ


生きていてはいけないヒト

生かしておく必要のないヒト


ヒトがヒトの生き死にを、選ぶ

ヒトがヒトの生き死にを、決める


そういう世界に、僕は生きている

そういう国に、僕は生きている