小型のBluetoothキーボードのキーガードを作ってみました | スイッチ工作室

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税込み999円で売られていたiPhoneサイズのBluetoothキーボード用にキーガードを作ってみました。キーガードというのは一般にはキーボードの上に置く穴の空いた板で、穴から指を入れてキーボードのキーを押すことで、不用意に複数のキーが同時に押せないようにしたものです。今回作成したキーガードは、キーボードを覆っている透明の板を押すとスペースキーだけが押されるようになっています。

キーガード


ちょうどスペースキーの上だけ蓋の下に5mmの突起があるので、蓋を手のひらで押さえるとスペースキーだけが押されるようになっています。このキーボードをiPadで動作する「トーキングエイド for iPad」というアプリで1ボタンスイッチとして使います。

5mm角の突起


ここからは作り方です。

ダイソーで10×6.5cmのカード立てとiPhone5用のケースを購入しました。

カード立て iPhone5用ケース


カード立てを分解して、底板をiPhone5用ケースに接着剤で仮止めしてからホットボンドで固定します。

底板をiPhoneケースに固定


カード立てのカードを挟む部分はプラスチック版を折り曲げた構造になっていますが、この部分が複数のキーを押さえてしまうので、二重になっている部分の裏側をカットします。

カード入れをカット


カード入れのスペースキーが下にくる部分に5mm角のプラスチックの角柱を15mmの長さに切って接着剤で仮止めしてからホットボンドで固定します。

厚さ5mmの突起の取り付け


キーボードの電源スイッチの操作がケースに入れていてもできるようにケースの裏面に穴を空けます。

電源スイッチ操作用穴


カード立てを組み立てます。

カード立ての組み立て


キーボードを奥側から入れて、次に手前部分をケースに押し込みます。

キーボードを奥から入れる


カードケースの上面を押すとスペースキーだけが押されていることを確認したら作業は終了です。