このブログは、2010年9月に購入したMacbook Pro 13の購入と同時に実施したAirmac Expressによる無線LAN導入手順を記録したものです。

 Macbook Pro 13には無線LANアダプタが標準で搭載されていますので、PC側は何も準備する必要がありません。

 したがって、ここではAirmac Expressの接続方法とブリッジとして利用するためのセットアップ手順について説明します。

1.接続形態について
我家の場合、無線LAN導入前に、

(1)既にブロードバンドルータが導入されている
(2)デスクトップパソコン、ディーガなどの有線LAN機器がブロードバンドルータ経由でインターネットに接続されている

状況でした。

このため、Airmac Expressにルータ機能は必要ありません。

そこで、Airmac Expressをルータとしてではなく、無線LAN-有線LANのブリッジとして使うことにしました。

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ブロードバンドルータとブリッジ接続の違いについては、こちらで解説しているので、参考にしてください。

また、ブロードバンドルータの設定項目と機能についての記事では、ブロードバンドルータの設定について説明しています。
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2.準備したもの
(1)macbook pro本体
 無線LANの導入はmacbook pro 13の購入がきっかけでした。
 これを無線LAN経由でインターネットへ接続できるようにします。





(2)Airmac Express
 Airmac Express本体です。
 私の場合はテレビラックの中の外から見えないところに本体を設置しました。
 ケーブルがごちゃごちゃしていて本体を直接電源コンセントに差し込める状況ではないので、本体の電源差込部を取りはずし、メガネ端子ケーブルをつないで電源コンセントに接続しました。



(3)メガネ端子ケーブル
 メガネ端子ケーブル(C7)は、Airmac Expressに接続する電源ケーブルです。
 Airmac Expressには電源ケーブルが標準で付属していません。本体を直接電源コンセントに差し込むようになっています。たしかに本体はとてもコンパクトでMacbookの電源アダプタのような形をしていますが、壁面や電源タップの電源コンセントに直接差し込むにはちょっと大きすぎます。



アマゾンで見てみる→ELECOM メガネ型のコネクタ(ノートパソコン等)電源コード 2.0m T-PCM220
(エントリ製品、400円くらい)


(4)イーサネットケーブル
 Airmac ExpressのWAN側インタフェースは、10/100BASE-Tの有線LANポートです。Airmac Expressをブロードバンドルータ、または上位のスイッチングハブへ接続するために、イーサネットケーブル(LANケーブル)が必要です。



(5)アンプ内蔵スピーカ
 Airmac Expressのステレオミニジャックのポートにアンプ内蔵スピーカを接続し、Macbook ProのiTunesを再生することができます(Airtunes)。
 ここで紹介しているスピーカは、私がAirmac Expressに接続してAirtunesで使っているTime Domainのアンプ内蔵小型スピーカです。Time Domainは知る人ぞ知るスピーカメーカで、好みはあると思いますが、私はこのスピーカのクリアな音がとても気に入っています。



アマゾンで見てみる→TIMEDOMAIN light


2.Airmac Expressを使った無線LAN導入手順
 まず最初に、Airmac Expressに同梱されているDVDの「Airmacユーティリティ」をPCにインストールします。
 (記憶があいまいなのですが、AirmacユーティリティはMacOSに最初からバンドルされてたかも??)

 続いて、Airmac Expressをブリッジとして利用するために、 Airmac ExpressのWANポートをLANケーブルでブロードバンドルータに接続します。接続構成は、こんな感じになります。
パパ先生のブログ-amexpress接続構成例

 
 Airmac Expressを電源に接続し、ブロードバンドルータに接続してください。Airmac Expressの電源を入れるとオレンジのランプが点灯し、その後点滅すると思います。これは、Airmac Expressの起動は正常完了しているが、インターネットへは接続できていない状態を表しています。

 インターネットへ接続するためにはAirmac Expressの設定が必要ですので、続いてAirmacユーティリティを起動して必要な設定をします。
 MAC OSのドックから「アプリケーション」フォルダをクリックします。
パパ先生のブログ-アプリケーションフォルダ選択


アプリケーションフォルダ内にユーティリティフォルダをクリックすると、Airmacのユーティリティのアイコンがありますので、クリックしてAirmacのユーティリティを起動してください。
パパ先生のブログ-ユーティリティフォルダ選択


Airamacのユーティリティが起動し、先ほどブロードバンドルータに接続したAirmac Expressが検出されます。「続ける」をクリックしてください。
なお、Macbook Pro 13とAirmac Expressは工場出荷時の初期設定の状態であっても無線LAN経由で通信しますので、Airmac ExpressとMacbook Pro 13をケーブルで接続する必要はありません。

$パパ先生のブログ-am自動設定


ネットワーク初期設定の画面がでてきます。そのまま「続ける」をクリックしてください。
パパ先生のブログ-am自動設定2


 Airmac Expressに名前をつけ、パスワードを設定してください。後でユーティリティを使ってAirmac Expressの設定をかえたり、追加したりするときに必要となります。
 設定完了したら「続ける」ボタンをクリックしてください。
$パパ先生のブログ-名前とパスワード


 「新しいワイヤレスネットワークを作成」を選択して「続ける」ボタンをクリックします。無線LAN機器がAirmac Expressに接続できるようにするための設定をします。
パパ先生のブログ-ワイヤレスNWの作成


 「ワイヤレスネットワーク名」をつけ、WPA2のパスワードを設定してください。「ワイヤレスネットワーク名」は、無線LAN機器(例えば、Macbook Pro)が複数の無線LANを検出した場合、どの無線LAN(基地局)に接続するかを決めるときに必要です。また、WPA2のパスワードを設定することにより、Airmac Expressの無線LANへのアクセスをパスワードで保護するとともに、ここで設定したパスワードを使って無線LAN区間の通信内容を盗聴されないように暗号化します。
 設定が終わったら、「続ける」ボタンをクリックしてください。
$パパ先生のブログ-無線LAN設定


 次に、Airmac Expressをブリッジとして使うかブロードバンドルータとして使うか決めます。ここでは、ブリッジとして使うので、「ブリッジモードとして使う」を選択してください(ブロードバンドルータとして使う場合は、「DHCPとNATを...」を選択します)。
 選択したら、「続ける」ボタンをクリックしてください。
$パパ先生のブログ-BRかBBRか選択


 続いてAirmac Express本体のネットワーク設定です。

 本来、ブリッジにネットワーク設定をする必要ありません。
 しかし、Airmac Expressは本体にスピーカを接続してAirtunesを利用したり、USBポートにプリンタを接続してプリンタ共有したりすることができますので、Aimac Express自身もパソコン同様、ネットワーク端末として動作します。このため、Airmac Express本体にもネットワーク設定が必要となるのです。

 それではAirmac Express本体のネットワーク設定のつづきです。
 「DHCPサーバを参照」を選択してください。

 ここで、「DHCPサーバ」というのは、LAN端末にIPアドレスやゲートウェイアドレスなどのネットワーク設定を自動配布するサーバのことです。
 家庭内LANでは通常、ブロードバンドルータがDHCPサーバを兼ねます。

 Airmac Expressがブロードバンドルータ内のDHCPサーバにネットワーク設定情報の付与を要求し、ネットワーク情報が自動設定されます。設定されるネットワーク情報は、「IPアドレス」、「サブネットマスク」、「ルータアドレス」です。正常終了すると、自動設定された情報が表示されますので、「続ける」ボタンをクリックしてください。
$パパ先生のブログ-本体NWの設定


 設定内容の確認画面が表示されます。確認したら「アップデート」ボタンをクリックしてください。ダイアログが表示され、続けてよいか確認されますが、「続ける」をクリックしてください。Airmac Expressが再起動され、設定がAirmac Expressに反映されます。これでAirmac Expressの設定は完了です。
正しく設定されていれば、Airmac Expressのランプが緑色になります。ここまでくればあとはPCを無線LANに接続するだけです。
パパ先生のブログ-am-arrange


 無線LAN端末をAirmac Expressに接続する場合は、Airmac Expressの設定時につけた無線LANの名前で接続したい無線LANを選択し、WPA2のパスワードを入力します。
 Macbook Pro 13のツールバーに無線LANアダプタのツールが表示されているので、これをクリックし、Airmac Expressに設定した無線LANの名前を選択します。
 最初の1回はパスワードを要求されますので、パスワード要求されたらWPA2のパスワードを入力してください。これでインターネットへアクセスできるはずです。
$パパ先生のブログ-macbook接続



 スピーカーをAirmac Expressのステレオミニジャックに接続した状態で、iTunesを起動します。iTunesの右下に、スピーカを選択できるツールが表示されているので、クリックし、Airmac Expressを名前で選択します。
 あとは、iTunesで音楽を再生するだけ。
 Airmac Expressに接続されたスピーカから音がなります。正直、あまり期待していなかったのですが、音量も十分。とてもいい音がでます。iTunesのボリュームとイコライザを使って好みの音にチューニングしましょう。
$パパ先生のブログ-airtunes
 このブログは、2010年9月に購入したMacbook Pro 13の購入と同時に実施したAirmac Expressによる無線LAN導入手順を記録したものです。

 Macbook Pro 13には無線LANアダプタが標準で搭載されていますので、PC側は何も準備する必要がありません。

 したがって、ここではAirmac Expressの接続方法とブリッジとして利用するためのセットアップ手順について説明します。

1.接続形態について
我家の場合、無線LAN導入前に、

(1)既にブロードバンドルータが導入されている
(2)デスクトップパソコン、ディーガなどの有線LAN機器がブロードバンドルータ経由でインターネットに接続されている

状況でした。

このため、Airmac Expressにルータ機能は必要ありません。

そこで、Airmac Expressをルータとしてではなく、無線LAN-有線LANのブリッジとして使うことにしました。

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ブロードバンドルータとブリッジ接続の違いについては、こちらで解説しているので、参考にしてください。

また、ブロードバンドルータの設定項目と機能についての記事では、ブロードバンドルータの設定について説明しています。
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2.準備したもの
(1)macbook pro本体
 無線LANの導入はmacbook pro 13の購入がきっかけでした。
 これを無線LAN経由でインターネットへ接続できるようにします。





(2)Airmac Express
 Airmac Express本体です。
 私の場合は本体に直結されている電源コンセントを取りはずして、メガネ端子ケーブルで電源コンセントに接続をしました。





(3)メガネ端子ケーブル
 メガネ端子ケーブル(C7)は、Airmac Expressに接続する電源ケーブルです。
 Airmac Expressには電源ケーブルが標準で付属していません。本体を直接電源コンセントに差し込むようになっています。たしかに本体はとてもコンパクトでMacbookの電源アダプタのような形をしていますが、壁面や電源タップの電源コンセントに直接差し込むにはちょっと大きすぎます。



アマゾンで見てみる→ELECOM メガネ型のコネクタ(ノートパソコン等)電源コード 2.0m T-PCM220
(エントリ製品、400円くらい)


(4)イーサネットケーブル
 Airmac ExpressのWAN側インタフェースは、10/100BASE-Tの有線LANポートです。Airmac Expressをブロードバンドルータ、または上位のスイッチングハブへ接続するために、イーサネットケーブル(LANケーブル)が必要です。



(5)アンプ内蔵スピーカ
 Airmac Expressのステレオミニジャックのポートにアンプ内蔵スピーカを接続し、Macbook ProのiTunesを再生することができます(Airtunes)。
 ここで紹介しているスピーカは、私がAirmac Expressに接続してAirtunesで使っているTime Domainのアンプ内蔵小型スピーカです。Time Domainは知る人ぞ知るスピーカメーカで、好みはあると思いますが、私はこのスピーカのクリアな音がとても気に入っています。



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2.Airmac Expressを使った無線LAN導入手順
 まず最初に、Airmac Expressに同梱されているDVDの「Airmacユーティリティ」をPCにインストールします。
 (記憶があいまいなのですが、AirmacユーティリティはMacOSに最初からバンドルされてたかも??)

 続いて、Airmac Expressをブリッジとして利用するために、 Airmac ExpressのWANポートをLANケーブルでブロードバンドルータに接続します。接続構成は、こんな感じになります。
パパ先生のブログ-amexpress接続構成例

 
 Airmac Expressを電源に接続し、ブロードバンドルータに接続してください。Airmac Expressの電源を入れるとオレンジのランプが点灯し、その後点滅すると思います。これは、Airmac Expressの起動は正常完了しているが、インターネットへは接続できていない状態を表しています。

 続いてAirmacユーティリティを起動します。
 MAC OSのドックから「アプリケーション」フォルダをクリックします。
パパ先生のブログ-アプリケーションフォルダ選択


アプリケーションフォルダ内にユーティリティフォルダをクリックすると、Airmacのユーティリティのアイコンがありますので、クリックしてAirmacのユーティリティを起動してください。
パパ先生のブログ-ユーティリティフォルダ選択


Airamacのユーティリティが起動し、先ほどブロードバンドルータに接続したAirmac Expressが検出されます。「続ける」をクリックしてください。
なお、Macbook Pro 13とAirmac Expressは工場出荷時の初期設定の状態であっても無線LAN経由で通信しますので、Airmac ExpressとMacbook Pro 13をケーブルで接続する必要はありません。

$パパ先生のブログ-am自動設定


ネットワーク初期設定の画面がでてきます。そのまま「続ける」をクリックしてください。
パパ先生のブログ-am自動設定2


 Airmac Expressに名前をつけ、パスワードを設定してください。後でユーティリティを使ってAirmac Expressの設定をかえたり、追加したりするときに必要となります。
 設定完了したら「続ける」ボタンをクリックしてください。
$パパ先生のブログ-名前とパスワード


 「新しいワイヤレスネットワークを作成」を選択して「続ける」ボタンをクリックします。無線LAN機器がAirmac Expressに接続できるようにするための設定をします。
パパ先生のブログ-ワイヤレスNWの作成


 「ワイヤレスネットワーク名」をつけ、WPA2のパスワードを設定してください。「ワイヤレスネットワーク名」は、無線LAN機器(例えば、Macbook Pro)が複数の無線LANを検出した場合、どの無線LAN(基地局)に接続するかを決めるときに必要です。また、WPA2のパスワードを設定することにより、Airmac Expressの無線LANへのアクセスをパスワードで保護するとともに、ここで設定したパスワードを使って無線LAN区間の通信内容を盗聴されないように暗号化します。
 設定が終わったら、「続ける」ボタンをクリックしてください。
$パパ先生のブログ-無線LAN設定


 次に、Airmac Expressをブリッジとして使うかブロードバンドルータとして使うか決めます。ここでは、ブリッジとして使うので、「ブリッジモードとして使う」を選択してください(ブロードバンドルータとして使う場合は、「DHCPとNATを...」を選択します)。
 選択したら、「続ける」ボタンをクリックしてください。
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 続いてAirmac Express本体のネットワーク設定です。

 本来、ブリッジにネットワーク設定をする必要ありません。
 しかし、Airmac Expressは本体にスピーカを接続してAirtunesを利用したり、USBポートにプリンタを接続してプリンタ共有したりすることができますので、Aimac Express自身もパソコン同様、ネットワーク端末として動作します。このため、Airmac Express本体にもネットワーク設定が必要となるのです。

 それではAirmac Express本体のネットワーク設定のつづきです。
 「DHCPサーバを参照」を選択してください。

 ここで、「DHCPサーバ」というのは、LAN端末にIPアドレスやゲートウェイアドレスなどのネットワーク設定を自動配布するサーバのことです。
 家庭内LANでは通常、ブロードバンドルータがDHCPサーバを兼ねます。

 Airmac Expressがブロードバンドルータ内のDHCPサーバにネットワーク設定情報の付与を要求し、ネットワーク情報が自動設定されます。設定されるネットワーク情報は、「IPアドレス」、「サブネットマスク」、「ルータアドレス」です。正常終了すると、自動設定された情報が表示されますので、「続ける」ボタンをクリックしてください。
$パパ先生のブログ-本体NWの設定


 設定内容の確認画面が表示されます。確認したら「アップデート」ボタンをクリックしてください。ダイアログが表示され、続けてよいか確認されますが、「続ける」をクリックしてください。Airmac Expressが再起動され、設定がAirmac Expressに反映されます。これでAirmac Expressの設定は完了です。
正しく設定されていれば、Airmac Expressのランプが緑色になります。ここまでくればあとはPCを無線LANに接続するだけです。
パパ先生のブログ-am-arrange


 無線LAN端末をAirmac Expressに接続する場合は、Airmac Expressの設定時につけた無線LANの名前で接続したい無線LANを選択し、WPA2のパスワードを入力します。
 Macbook Pro 13のツールバーに無線LANアダプタのツールが表示されているので、これをクリックし、Airmac Expressに設定した無線LANの名前を選択します。
 最初の1回はパスワードを要求されますので、パスワード要求されたらWPA2のパスワードを入力してください。これでインターネットへアクセスできるはずです。
$パパ先生のブログ-macbook接続



 スピーカーをAirmac Expressのステレオミニジャックに接続した状態で、iTunesを起動します。iTunesの右下に、スピーカを選択できるツールが表示されているので、クリックし、Airmac Expressを名前で選択します。
 あとは、iTunesで音楽を再生するだけ。
 Airmac Expressに接続されたスピーカから音がなります。正直、あまり期待していなかったのですが、音量も十分。とてもいい音がでます。iTunesのボリュームとイコライザを使って好みの音にチューニングしましょう。
$パパ先生のブログ-airtunes


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