このシリーズは、全国から興味深いアコースティックなミュージシャンを招いて企画をしています。
今回は若手ギタリスト２名を招きました。
伍々慧さんと矢後憲太さんです。
伍々くんは大阪出身、矢後くんは栃木出身（現在、埼玉在住）です。
伍々くんは今から８年前に神戸でライブしたときにオープンニング・アクトで出てもらったんです。確かその時中学３年生だったんです。その後、モリダイラ楽器主催のフィンガーピッキングコンテストにて最優秀賞を取りました。
矢後くんもフィンガーピッキングコンテスト優秀賞を獲得。
どちらも若いけどつわものです。
この日はいつもより早めに2treeに着いて機材を搬入したので、ちょっと余裕がありました。
伍々くんを駅まで迎えに行く約束の時間まで、お店でまったりとドリンクタイム。
オレンジのシロップ漬けのジュース。
甘酸っぱいオレンジがゴロゴロ入っています。
おいしいです。
さて、伍々くんから「いま着きました」と電話があり、南宇都宮駅に車で迎えに行きました。
駅の前にギターを持った背の高い青年と女の子。
小「お、久しぶり！」
伍「どうも、ご無沙汰してます！」
そして、隣にいた女の子は今日のライブに東京から来たお客さんだったのです。
ちょうど伍々くんと同じ時刻に着いたんですね。
もしかして伍々くんの彼女か奥さんかと思ってちょっと触れないように、、なんて一瞬、変な気を使っちゃいましたよ。
お店に着くと早速セッティング＆リハーサル。
伍々くんがこの日のとりなので逆リハ。
入念に音作り。
小ぢんまりしてお店なので、いつもこの小さなフィッシュマンのギターアンプ一発。
でも、ちょうどいい音量です。
出音をチェックしてるところです。
そして僕がリハをやって（自分の写真は撮れません・・・）
矢後くんのリハ。
この日、彼の演奏をはじめて聴きました。
メロディーを歌わせるのがうまいねー。
本番が楽しみです。
その前に僕はこれをば・・・
リハの矢後くんには悪いけどお先イタダキマス。
小「うまいうまい。いい音いい音、おいしい音・・・」
リハも終わりオープン時間です。
随分と暗くなるのが早くなりました。
お客さんもチラホラやってきました。
いつものように入り口は正面からじゃなく裏口から。
裏口ライブです。
はい、入り口側がステージなんですよ。
あれ、
伍々くんと矢後くんが暗闇で話しこんでいます。
ごご、やご、ごご、やご・・・、。、。
さて、スタートです。
恒例になりましたマスターの倉本さんのオープニング・スピーチ。
倉本さん、回を重ねるごとに滑らかになってきます。
いいですねー。
気分が高まってきて、トップバッターの矢後くんです。
北海道から帰ってきて栃木でライブがしたいというので、ちょうどいい機会だったので今回のオープニングアクトに出てもらった次第です。
表現したい音に対するテクニックとメロディアスな楽曲で引き込む力があります。
彼はメロディーメイカーですな。
みんな真剣に聴いています。
彼は毎週木曜日、南浦和の宮内家でライブをやっています。
ぜひ、聴きに行ってくださいね。
そして、この日のオーガナイザー小川です。
若手２人に挟まれてメーター上がってます。
コーヒーのいい匂いも漂ってきて、上機嫌なワタクシ。
もちろん１２弦ギターも弾きました。
ジックリ聴いていただいております。
上の写真の向かって左奥の扉が本来入り口なのですよ。
なのでその向こう側は平成通り。
お店の外から見ると、お客さんはみんな外を向いて並んで座ってるというシュールな風景になります。
通りかかる人たちが何か不思議そうに見てゆきます。
さてさて、伍々くんのステージ。
オリジナルとスタンダードなジャスナンバーを織り交ぜて。
お客さんとの距離これでけです。
アコースティックエキシビジョンat 2treeの醍醐味はこれですよ！
目の前でアメージングなプレイを見られるんです。
みなきゃそんそん。
オリジナルコンポジションとスタンダードなジャズナンバーを織り交ぜ。
久しぶりに観たけど、やっぱりウマイねー。
表現力に磨きがかかってきました。
しかし何でこんなに指が動くの？
ところで、こんな写真が出てきた。
秘蔵写真です。
よく出てきたね～。
２００４年２月１４日の神戸すずらん台のスターダストでのライブ。
リハが終わってスタート前かな。
そこで前座で出てくれた時のです。
伍々くんは中学生、ワタクシぎり２０代。
若いねー。
もうこの時見た衝撃を思い出した。
リハのときベンスーザンの曲をぽろんぽろん弾いちゃってるんです。まだ中学生なのに。
「は～？」
って言ったの思い出した。
あれから８年半ですよ。
感慨深いなー。
そんな思いでも噛み締めながら彼のステージを眺めてました。
おセンチになってる場合じゃない！
３人でのセッション！
この日リハで決めました。
急遽です。
小「ウォーターメロンマンとかよさそうだね。」
伍「いいですね。」
小「Aのブルースでファンキーに。矢後君もいける？よね？」
矢「僕は見てます。。」
小、伍「だめだめ、やろうやろう！！！」
ソロを回したりして、途中１６ビートになったり・・・。
こういう曲は盛り上がるね。
楽しいセッションでした！
楽しい時間はあっという間。
最後に恒例の記念撮影タイム。
なんだかワケのわからないポーズの私ですが、無事終了～
いや違う、ライブは打ち上げまでがライブですよ。
ココスへゴー。
いやー、この日のドリアがおいしかった。
矢後君のツイッターに小川さんとドリアの写真がアップされてたので、見た人いるかもしれませんね。
アコースティックエキシビジョンは企画する側も本当に楽しいです。
いつも場所を提供して、いろいろとサポートしてくれる2treeの倉本さん、ふみちゃん、ありがとう！
そんなおいしいココスのドリアとライブの満足感をお腹いっぱいに家路に着きました。