受容するということ | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

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還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

 自分が子供のころ、明治生まれの人というのは「頑固」という印象だった。


 昭和から平成、令和と生きてきて感じるのは、今や昭和生まれの自分が、「頑固」な人間になっているということだ。けっして頑固になったわけではない。ただ自分が生きてきた価値観と現代の価値観に大きな乖離が生じてしまい、それについていけないのだ。


 自分の価値観を現代の価値観にすり合わせる必要はない。しようと思ってもそれは非常に困難なことだ。ただ現代の価値観を認め、受容していく努力は必要だと思うし、努力していきたいと思う。


 昭和生まれの明治男の訃報に接し、そんな感傷を抱いてしまった。