(2)雨竜駅跡とマッサマンカレー
雨龍神社を後にして、国道275号に並行した町道を進みます。
ところどころ木々は紅葉しており、ときおり足を止めて紅葉を楽しみます。やはり紅葉には青空がよく似合います。
やがて歩道がなくなってしまいますが、もう少しこの道を歩きます。この先に立ち寄りたいスポットがあるのです。
その目的地がこちらです。
かつて札幌駅と石狩沼田駅を結んでいた国鉄札沼線ですが、昭和47年に新十津川駅~石狩沼田駅間が廃止となり、それに伴い雨竜駅も廃駅となりました。その駅跡を記念する石碑です。
しかし廃駅となってからすでに50年が経過しています。当時を偲ばせる遺構はほとんどありません。唯一、農協倉庫のそばに、当時の腕木式信号機が残されています。しかしこれも相当朽ちていて、はたしていつまで残っているのやら……。
この道をそのまま進むと、いったん国道275号に出ます。
行きと帰りで同じ道を歩くのはあまり好きではありませんが、ここは仕方がありません。
国道275号をしばらく歩くと、そこから分岐した道があり、そちらを進みます。長閑な農村風景に心を現れます。
やがて暑寒の塔と書かれたライスコンビナートの前に出ます。ここから右に曲がれば、すぐに出発した道の駅です。そのままゴールをしました。
時間は12時半になっています。そのまま道の駅の中にあるレストラン穂に入りました。メニューの中で、成功率68%という限定5食のダムカレーがとても気になりましたが、1,500円という値段に二の足を踏み、おすすめと書いてあったタイ風マッサマンカレーを注文しました。このマッサマンカレー、セットメニューのところを見るとマッサンカレーになっていて、思わず玉山鉄二の顔が浮かんでしまいました。
わずか5キロ余りのショートウォーキングでしたが、天候にも恵まれて楽しく歩くことができました。