M大の話 | さっちんの卵巣がんと共に生きるあきらめない道

さっちんの卵巣がんと共に生きるあきらめない道

42歳卵巣がん(明細胞腺癌Ⅱc)術後TC6クール
43歳再発転移(腹膜播種TC)+アバスチン9クールからアバスチン単剤数回
44歳ニボルマブ治験第二相参加 結果玉砕
現在子供3歳。親子3乗り越えるために頑張っています。

先週の再発告知から5日間がすぎました。
ようやく冷静に考えられるようになりました。
皆様にはあたたかいメッセージや励まし、心配してくださるお言葉やアドバイス、治療についての情報などいただき、本当に感謝しています。

今までの病院では通院に車でノンストップ1時間半~2時間(高速使って)かかっていて、結構しんどかったので、電車で乗り換えなしで通院できるところに転院させてもらうことにしました。

主治医にはその日のうちに紹介状を書いてもらい、
地域連携室では21日(告知の3日後)に診察予約をし、
間に合うようにその日のうちに資料をかき集め、速達で画像等送っていただくという、素晴らしい連携をしてくださいました。
本当に感謝です。

ところが!
ひどかったんです。

転院先の初診が…

診察室に入ってすぐ、
Dr、「なんできたの?」
私、「通院がたいへんだったから」
Dr、「じゃあなんで最初にここにきて手術しなかったの?通院が大変って最初からわかってたことでしょ?手術した医者じゃないから、責任感が薄れて、そりゃ手術した医者みたいにみれないよ、人間心理としてね。」

絶句でした。

その後も、なんで造影のCTやMRIを撮ってないんだ?とか、
なんでステージが変わってるんだ?とか聞かれたり、

内診の結果も今後の治療についての説明はなく、
Dr、「で、やるの?」
私、「何をですか?」

別のDrが、TC療法と答え、私からアバスチンは?と聞いたらもちろんそれもやります。という返事でした。
もうそれ以上はなにも聞けませんでした。

絶望、失望でした。

それでも電車乗り換えなしで1時間で来れたのは本当に楽だったし、今後のことを考えると、少しでも通院しやすいほうが自分にとっても家族にとってもいいんだと信じ、転院を決意しました。

治療は26日からはじまります。

再発治療を開始するにあたり、転院先でも癌の細胞診をするために、標本の一部が必要だそうです。それを取りに行けと言われましたが、今までの主治医に確認したところ、郵送できるということで、そうしてもらうことにしました。

使った後は、私が返しに行かなければならないだろうけど。

最後にその病院のがん相談センターにいきました。
結局、その医者は教授で主治医にはならないので安心してください、とのことでした。
また、私が去年、抗がん剤治療だけ職場で行い、定期診察室は大学病院だったことや
手術までのいきさつに病院の名前がいくつも出ていたため、ドクターショッピングと勘違いされたんじゃないかと言われました。それも、ん?って感じだけど、
いやいや、これから長い治療が待っているんだ、深く考えるのはやめにしよう。

子供が私達大人が話ばかりして、泣いてしまうので
様子がおかしいと感じているのか、わざと悪いことをして気をひこうとします。
そして、私から離れません。


ごめんね。

さて、友達にはどう伝えよう?