たまに外国の地味な映画が見たくなることがある。
そんなときにこの映画のWebサイト を見つけて、面白そうだなと思っていると、
映画の批評サイトとしては、それなりに活用させていただいている、
前田有一氏の超映画批評でもかなりの高評価 であったので、こっそりと一人で見に行った。
上映は渋谷にある小さめの劇場のみ。ゴールデンウィークとはいえ平日。
映画もそれほど注目を浴びていない。ということで、館内はガラガラであろうと予想していたが、
座席の半分ちょっとは埋まっているような状況であった。ただし満席でも150人くらいの劇場だが。
あらすじについては、上記の前田氏のサイトを確認していただくとして、
ちょっと暇つぶしに見るような映画ではなかったというのが、終了直後の印象であった。
これで終わりなの!?
って言いたくなるようなラストであったが、場内の照明がともされた後、
他のお客さんの表情を見ると、皆、あっけにとられているような雰囲気であったが、
映画好きな友人同士で見て、色々語り合うには楽しい映画かもしれないが、
間違ってもデートの時には見ない方が良いであろう。