退職を告げる時4～あなたを待っている人がいる～

こんにちは。カウンセリングサービスの山田耕治（やまだこうじ）です。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
月曜日は、｢仕事の心理学｣をテーマに、山根しんいちカウンセラーと
隔週ごとにお届けしています。
今年も山田担当の仕事の心理学は、「強いハートを目指すビジネスパーソンのために（今年は勝手にSHBPと呼ぶことにしました。）」をテーマに、3年目、「3」として、小手先のテクニックを超えて、自らの心の根っこから強くなることをめざします。
(最後に11月6日（日）開催の東京感謝祭のご案内もありますので、是非ご覧ください。）

| 前回の振り返り
さて、ここしばらく「退職を告げる時」をテーマにしてきました。

ビジネスパーソンにとって、転職は特別なことではなくなってきました。

退職を告げる行動をとる前に、誰かに話をすることをお勧めしました。
心理的なポイントは「罪悪感」でした。

前々回はその罪悪感の罠にかからないように、「罪悪感、あるよね！」で、

まずは軽くかわすことを提案しました。

加えて、前回は「退職に際し、会社や組織に対して一方的に自らが悪いと感じてしまう罪悪感は大きな間違いではないか。」ということを、水槽と魚に例えて、お伝えしました。

| 退職時に見えてくる自らの罪悪感と自己攻撃
これまで見てきたように、私たちの心の中には、罪悪感というものがあり、
しかも、そうだよね、なんて、私たちがわかっている以上にその力はとても強いように思います。

繰り返しますが、私たちがわかっているという認識以上に、です。
 

しかも、罪悪感は私たちの心の深い所にある意味潜んでいるので、気づくことがなかなかできない状態にあります。
 

でも、退職時はその罪悪感が浮上してくるタイミングのように思うのです。

今後はうまくいったことをさらに活かし、うまくいかなったことや間違ったことを訂正、修正して、次に活かしていけばよいはずです。

しかしながら、一方的に会社や組織や誰かの所為にし、そうでなければ自らの所為にする私たちが出てきてしまう。

そのままでは、いずれにしても、成功につながることはないように思います。

私たちはそうやって罪悪感を使って、最終的には自己攻撃をしてしまう。

本当は成功へ続く、次のステップ、新たな冒険やチャレンジが始まる時なのに、罪悪感は今とばかりに、私たちを逆に成功から遠ざけてしまう。

ゆえに、チャンスなのです。

実はさあ、おれさ、ここにいるんだよねと潜んでいた罪悪感がまんまと顔を出してきたようなものです。

正にこの時こそ、浮上してきた罪悪感を捉え、その罪悪感を解放するチャンスなのです。

| 罪悪感を無意識に抱えたままの転職
罪悪感を解放することもなく、心深くに持ったままでは、どうなると思いますか？

そこにはどうせ罰せられるべき自分がいるままです。
牢獄でへとへとになりながら、罪の償いを続けるようなものです。

やっていられないと投げ出すことになったり、疲れ果て、動けなくなったりするに違いありません。

そして、牢獄にいるまま、やっぱり罰せられ続けるんだよね、どうせ、ここが私のいるべき場所と一人つぶやくことになってしまう。

| 退職を告げる時
罪悪感をただ無意識に抱えたままの転職もお勧めできません。

ゆえに、退職を告げる時、誰かとしっかりお話していただければと思います。

私たちの罪悪感は間違いであると自らから解放し、私たちがやるべきは罪の償いではないことを気づかなくてはいけないと思うのです。

| こんな私かもしれない。でも、こんな私だからこそ、、、。

そうは言っても、早々私たちの長年の心の癖がいきなり変わるわけもありません。
でも、それを心の癖、心のパターンと捉え直す私たちが登場すれば、そのことも私たちの誰かの贈り物にすることもできるのではないでしょうか？
 

なかなか解放できないかもしれません。こんな私かもしれません。
でも、こんな私だからこそ、次の人たちの歩く道をほんの少しかもしれませんが、歩き安くすることもできるのだと思います。

| あなたを待っている人がいる
罪悪感を使い、自己攻撃を続けたい私たちがいます。
 

確かにそんな自分がいるかなと思えたあなたに

ちょっとだけ思ってみてほしいと思うのです。

あなたを待っている人がいることを。

きっと私たちはその人々に何かを与えることができるはずです。

その人々に与えることができる何かを私たちは持っているはずです。

こんな私たちだからこそ、きっと与えられる何かを持っているのです。

そんな私たちを待っている人がきっといます。

そして、その人々は私たちが失敗や間違いも次の成功に活かす場所も提供してくれているのです。
確かにリスクはありますが、一緒にチャレンジしていきましょう！

私自身も一人よりきっとうまくいくと実践をもって感じています。
 

「強いハートを目指すビジネスパーソン」は、
罪悪感の浮上するタイミングを捉え、罪悪感を解放し、
自己攻撃の自分よりも自分を待っている人のことを思う自分を選択する！

| 最後に
私、山田も本日より、新たなチャレンジ、冒険が始まります。
ダブルワークも二つ目のプロジェクトのスタートです。

私を待っている人との新たな出会いや再会を楽しみにしています。

カウンセリング時間の変更のお知らせです。
これまで行ってきた平日の朝7時の電話待機枠がなくなります。

夜の22時はしばらくお休みをいただき、落ち着きましたら、再開いたします。ご迷惑をおかけしますが、どうかよろしくお願いします。

なお、土日は面談・電話ともに継続しております。

 本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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私が心理カウンセラーとして目指していること、
それは「ハートを強くする」カウンセリングです。
実社会へしっかり繋いでいくことのできるカウンセリングを提供したいと考えています。ご連絡お待ちしております。
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