受け取る4 ~自分を信頼する~ | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

受け取る4 ~自分を信頼する~

恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス-山田耕治

こんにちは。晴れカウンセリングサービスの山田耕治(やまだこうじ) です。
毎週水曜日の「キャリアアップ」を、みずがきひろみ カウンセラーとともに担当しています。


前回までに受け取るには、「受け取ることを意識する」ことが大事であり、受け取ることを意識するには
1.コントロールを手放す
2.信頼
3.コミットメント
がポイントですとお伝えしてきました。


今回は前回の「コントロールを手放す」に続いて、「信頼」ということで考えてみたいと思います。


どうして自分でコントロールしようとしてしまうのか、再度考えてみましょう。

自分はそんな時どんな状態でしょうか。


不安だったり、心配だったり、状況を変えようと余計に力が入ってしまいます。

少し深く見ていくとすると、もうこれ以上、傷つかないようにしようとしている時なんだと思います。

そんな時、知らず知らずのうちに、コントロールしようとしてしまうのだと思います。


傷つかないようにコントロールしようとしているのです。自分を防衛しようとしているのだと思います。


そのままでうまくと信じることができないいという状態、不信感があるということなんだと思います。

その不信感が、状況を思うように変えなければというコントロールを産みだしていくのだと思うのです。


今の自分を信頼できない、不信の状態があれば、何とか動こうとしてしますよね。

それは自分を信頼した上で、こうした方がうまくいくということで動くのとは違いますよね。


そんな風に考えて、信頼といっても今回は「まず自分を信頼すること」を提案したいと思います。


それが一番難しいと思われるかもしれません。なので、イメージから入ろうというのが、毎回提案しているのがあの受け取るのあのイメージなのです。


受け取るイメージを思い出してみましょう。(いつもイメージしていただき、ありがとうございます。)


穏やかな海、勇気を出して、海の上に大の字になる。波に身を任せる。太陽の暖かい光、青い空、白い雲、今の自分に与えられたものを感じ、受け取り、感謝する。虹


勇気をだして、波に身を任せる。沈まない自分、浮くことのできる自分を信頼するからこそ、その状態になれるのです。自分を信頼できるからこそ、受け取ることを意識できる。今、与えられているものを感じて、感謝する。今、与えられているものを深く理解して、向き合っていく。


自分を信頼することは、バタバタ動かなくても沈まない、浮いている自分を信じることです。得意げ


どうでしょうか?やはり心配ですよね。不安ですよね。不信感もでてくるはずです。


ほんとにどうなるのだろう、沈むのではないか、浮くわけないじゃないかとか、そんなふうに思えば自然と防衛する気持ちが湧いてきますよね。


動かなければというコントロールしないといけないという気持ちが湧いてきますよね。でもバタバタすればするほど、沈んでしまうのです。


心配ではなく、怖れではなく、不信感ではなく、信頼することです。「バタバタ動かなくても沈まない、浮いている自分を」です。それに対する意識を集中します。思い込むのです。


ここはもちろんポジティブな結果である沈まない自分を信頼してくださいね。ネガティブな結果である沈んでしまう自分を信頼すると沈んでしまいます。


信頼して、大丈夫と思い込むことなのです。このイメージを何度もやってみてほしいなと思います。

こんな感じかなというものを是非つかんでいただきたいと思っています。


信頼がないということは、心配、怖れ、不信感があるということです。

それはとてもストレスですよね。消耗していきます。


でも信頼は心配やストレスから解放します。信頼すると、自然とコントロールがなくなります。

自分自信を信頼できれば自信を持つことができます。それは今の自分とつながることでもあります。


そんなふうに「自分を信頼すること」ができていくと「人を信頼すること」に繋がっていきます。


「自分を信頼する」ことの効果として、今度は「人を信頼すること」について考えてみましょう。


自分を信頼できるとどうでしょうか。


状況を無理に動かそうとしてするコントロールがないわけですから、

前回説明したように相手も自由に選択できるわけです。相手の人はとても楽ですよね。


自分を信じられるわけですから、自分をさらけ出すこともできるわけです。
つまり、自己開示をしていくことができるというわけです。


ビジネスでの状況を考えてみるとよく理解できますよね。


はじめて会うお客様。どうしても最初、お互いに警戒感が強いことも多いですよね。


コントロールを手放し、相手の選択に委ねるスタンスで、まず自分のことを開示していく。

このことは相手への警戒心を解くことにもなるわけです。

相手の緊張がほぐれ、緩みがでてきます。

するとコミュニケーションをとる良い循環が生まれてきます。

そこから信頼関係が築けることになると思います。


そんな信頼関係をつくることのベースは今日、お伝えしたかったことである、

「まず自分を信じること」なんだと思うのです。ニコニコ


ただどうしても不安や不信感がまさってしまうと場合もあるかもしえません。

カウンセリングではその思いの根っこにあるもう傷つきたくない思いを癒すような

サポートをさせてもらうこともあります。ご相談いただればと思います。


次回は「コミットメント、腹を括ること」を取り上げたいと思います。

信頼しようとしても、できないなと行ったり来たりそんあこともあるでしょう。

そこで、必要なのか、コミットメントだと思います。お楽しみに。


私が心理カウンセラーとして目指していることは「ハートドキドキを強くする」カウンセリングです。

実社会へしっかり繋いでいくことのできるカウンセリングを提供したいと常日頃から考えています。

よかったら、いっしょに受け取ることについてチャレンジしてみませんか。

ご連絡お待ちしております。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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