放置気味のブログではございますが、あまりにも嬉しいことがあり、書かずにはいられない気分にさせていただいた工藤ふみ江です。
この際、またきちんと更新して行こうかな……と思ってみたけれど、放置癖がついているので、きちんとできるのか少し不安も感じている今日この頃……。

皆様、いかがお過ごしですか?


先日、長い長い闘いから、やっと無事に終結を向かえられたクライアントさんが、報告の電話をくださいました。

思い返せば、もう彼女とは2年越しのお付き合い。

最初の頃は泣いてばかりいた彼女。
そして時には反発も少々。
(その時の状況によっては、心を鬼にして反発覚悟で厳しいことを言わなければいけない時もあるのです(-_-;))

それでも、色々なことを二人三脚で乗り越え、無事、解決を向かえた彼女が最後に言ってくれました。


「私、最初に電話を掛けたときに、この人を信じてみようと思ったんです。そう母親にも宣言して、先生を信じることにしたんです。その勘を信じて本当に良かった」


なんともカウンセラー冥利に尽きる言葉をいただきました。


私の仕事はクライアントさんのご希望に極力添えるよう、全力を尽くすことが第一の使命です。
でも、できないことはできないと、ハッキリ伝えることも大切な仕事のひとつなのです。

彼女とも幾度となくぶつかって来ました。
彼女の希望は分かっていても、できないものはできないと言い続けなければなりません。

理性で分かってはいても、感情がついて行かない。
そんな彼女の状態も分かっていました。


でも私の仕事は、クライアントさんの気持ちに共感しているばかりではいけないのです。

つらい気持ちは共有するけれど……
あなたのつらい気持ちは半分背負うから、だから、あなたは現実問題を片付けるために頑張ってね
と言えなければ私の仕事は成り立ちません。
私はそう信じています。


それでも彼女は、最後まで私を信じ続け、相談し続けてくれました。


そして最後に
「先生を信じて本当に良かったです」

と言ってくれたのです。


私も長い時間、クライアントさんを支え続けているのは、生易しい覚悟ではできません。
「本当にこれでいいのだろうか?」と、クライアントさんと別の時間に悩むこともあります。

だからこそ
「やっと終わりました。これから新しい人生を歩んで行きますね」
と笑顔で言ってもらえるこの瞬間がとても嬉しいのです。


クライアントさんのこのやり取りが、私の誕生日の前夜でした。
私にとって、何よりのバースディプレゼントになったのは、言うまでもありません。

これからもこんな言葉をクライアントさんに言って頂けるよう、ますます頑張ります!



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家庭問題相談室 office910-office910 工藤ふみ江