被災地の子どものために、おもちゃと遊びで心のケア 「あそび支援隊」 | <月刊『2020ValueCreator』ニュースWEB版>

被災地の子どものために、おもちゃと遊びで心のケア 「あそび支援隊」


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 東京おもちゃ美術館(新宿四谷4-20)を運営する認定NPO法人日本グッド・トイ委員会は、同団体が中心となって結成した「あそび支援隊」で、東北の被災地の子どもたちに、玩具を取り揃えたプレイコーナーを直接届ける活動を行なっている。

 4月24()、その第一便の出発準備会が、東京おもちゃ美術館のグラウンドで行なわれ、プレイコーナー100セットの準備に、ボランティアを含めた100人以上が参加した。

支援内容は、移動おもちゃ美術館「グッド・トイキャラバン」が被災地へ出向し、良質な玩具の提供と、遊べる場所づくりを行なうというもの。同団体が製作した遊びのレシピの提供や、被災地用おもちゃ100セットの寄贈も行なう。4月7日から10日にかけて、先発調査隊が陸前高田市と気仙沼市に入っており、被災地の人たちから多大な支持を得ている。

玩具は、全世界14カ国のメーカーから9800個以上が寄贈された。国内では㈱くもん出版、㈱タカラトミー、㈱エポック社等が、海外ではテディベアのマルガレーテ・シュタイフ社等が寄贈スポンサーになっている。

同団体の多田千尋理事長・館長は、「自分だけのための頑張りには限界があるが、子どものためならどこまでも頑張れる。子どもの笑顔は大人まで元気にさせる。子どもを元気にさせることで、被災地の人たちの心のケアに取り組んでいきたい。私たちの様な対子どもに特化したNPOは少ないと思うので、しつこく被災地に通い続けたい」と活動に対する熱意を語った。

同団体は支援活動の為の募金も行なっている。活動内容についての詳細はHPにて。


認定NPO法人日本グッド・トイ委員会

TEL:03-5367-9601

http://www.goodtoy.org/ttm/curator/shientai_01.html


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