東京地裁は、本当に久しぶりでした。
いつからなのか、入り口で、空港と同じ手荷物検査。
午前中、東京労働局長からの感謝状授与式があったので(いただきました、大きな感謝状)
私としてはめずらしく、ダブルの紺ブレにネクタイまで締めていたので、すぐに無事通過。
(まあ、格好に関係ないでしょうが・・・・。)
今日の用事は、民事36部、労働審判の申し立てです。
ちょっと、ちいさなミスがありましたが、その場で訂正、こちらも無事、終了。
これから、労働審判が始まります。
事務所のご近所の青年から、相談を受けたのが、今年の3月。
どう考えても、理由のない残業代未払い。
経験から、わりとはやくそれなりに解決するのでは、という見通しは違い
内容証明文書で請求しても
労基署に申告し、是正勧告が出ても
東京労働局紛争調整委員会にあっせんを申請しても、相手は応じませんでした。
それではと、強制力のある、司法型ADRである、労働審判を申し立てました。
すべてが付加金の対象となるため、請求は倍額になるし、遅延損害金その他を入れると
それなりに、跳ね上がりました。
結局、相手方は、もっとも高いつけを支払うこととなるでしょう。
勝ち目があるならともかく、勝ち目がないなら(自分に非があるなら)
早めに解決するのが一番で、安上がりになるのだという経験をしてもらうこととなります。