電話 | DRIFTER

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~漂流者の日々徒然~

今日もあの人からの電話は来なかった~ららら~


木曜日から今日まで面接先の会社からの電話を待ち続けているのだが未だにかかってこない・・・

一応、合否は7日後を目安にすることになっているのでリミットは月曜日なのだが、とにかく待つ身は辛い。だがこんな状況にも関わらず、仕事と関係のない電話だけはひっきりなしにかかってくるのがいわゆるマーフィーの法則(死語?)というやつなのか?


相も変わらずのネット関係の勧誘電話に加えて朝早くからクラス会のお誘い。昨日の時点で幹事のブリチェフに不参加の旨を伝えておいたのだが、「Kが来ないと寂しい」という奴がいてしつこいったらありゃしない。ちなみにそいつはオトコ(PCえろ師匠)なので「勝手に寂しがってろ」と突き放しておいたが、もしも仮に女子からそう言われたなら「ごめん・・今日はどうしても行けないんだ。その代わり今度二人っきりでゆっくり話そうよ?ね?」と優しく耳元に吐息を吹きかけるように断ったであろう。しかし残念ながら女子からはそういった声は全く聞かれず。何故だ?


ところでクラス会への参加をギリギリまで迷っていた僕が何故に不参加を決意したか?それは幹事のブリチェフへの怒りが原因だった。コトもあろうかブリは、僕が転職活動中であることをクラス会に参加する女子にメールでわざわざお知らせして回ってくれたのである。それを聞いた僕はブチ切れ!オマエはアホか!アホなのは知ってたけど!

僕が職探し中なのは事実なので特に隠すつもりもなかったのだが、事情説明も含めて自分からちゃんと話すのならともかく、勝手に触れ回られたら言葉の表面だけ捉えられて「いいトシして無職なんて可哀そうなヒトね」という同情や哀れみの目で見られちゃうじゃんか!?そういうの真っ平なんだよ!


夕方になってそのブリから電話。


「二次会でカラオケにいるんだけど来ない?」


「行かねえって言ってるだろ!」


ブリチェフは昔からデリカシーと笑いのセンスが無く、マジメだけが取り柄のような男だった。その愚直なキャラ故に僕達にからかわれたり笑われたりしつつも愛されてきたわけだが今回のことはデリカシーが無いにも程がある。僕は笑わせるのは好きだが笑われるのは我慢できない。それは僕のキャラじゃない。


その後、ブリが謝ってきたので「気にしなくていいよ」と言ってあげた。

そして思い起こせば今まで僕がブリにしてきた数々の無礼 に比べれば今回のことは大したことじゃなかったかもしれないと思うようになってきた。うん。僕のほうがよっぽど酷かったかもしれん。よし、許す。


でももう絶対にブリに打ち明け話はしない。