1970年代に僕が作った替え歌『スターリングラード冬景色』がニコ動に初音ミクが歌ってうpされ、話題になっている。1990年代に僕は作家・吉岡平先生のFCのためのパソ通のファンサイトを運営し、そこに替え歌ボードがあって、すごく繁盛していたのを思い出す。

 このFC、TADでは惑星連合宇宙軍軍歌集と称して、何回か同人誌として替え歌集を出版した。その最後の巻である「TAD軍歌集」に「スターリングラード冬景色」は収録されている。

 かつて、この歌を作った時、カラオケに自分で吹き込んだカセットを今は亡き同志Nくんと制作したこともあった。その後、何年も経って、九州方面の自衛隊関係から、面白いMADテープが送られてきた。勇んで聞いたら自分が吹き込んだ「スターリングラード冬景色」他だった。


http://www.nicovideo.jp/watch/sm1302257


『スターリングラード冬景色』


作詞:おでっさ


キエフ発の輸送列車 おりた時から

ハリコフ駅は 雪の中

東へ進む 兵の列は 誰も無口で

砲声(つつおと)だけを聞いている

自分もひとり 連絡線まもり

こごえそうなPAK(パック)みつめ

泣いていました

ああ スターリングラード 冬景色


ごらんあれがドンの流れ 北のはずれと

見知らぬ戦友(とも)が 指をさす

息でくもる双眼鏡を ふいてみたけど

はるかにかすみ 見えるだけ


★さよならドイツ 自分は帰りません

 吹雪く音が胸をゆする

 死ねとばかりに

 ああ スターリングラード 冬景色


★くりかえし