世界一派手で奇妙なホテル「ヘルガズ・フォリーの世界」
今回スリランカ滞在 の目的は、紅茶研究、スリランカ紅茶の現状を視察するということでした。
その為にスリランカ自慢である宝石(誕生石のサファイヤの国^^)も、世界遺産も二の次です。
ところが専用車で移動中、世界遺産を前にする機会があり、流石に目の前に現れると
それはそれは感動するものばかりでした。
世界遺産のお話は、また追々ということで もうひとつ不思議な場所へ行ってきました。
皆さま、ヘルガス・フォリーをご存じですか
実は、わたくしもスリランカへ行ってから知人からのお話で知ることとなりました。
急いで夕食を済ませ、タクシーで向かったのは、夜22時。
途中タクシーが故障して、台車のタクシーに乗り換えてキャンディの丘を登りました。
どれくらい走ったでしょう。
突然光が細くなり、登った先には真っ暗闇の中、何やら薄気味悪い建物が
これが目的地のヘルガス・フォリーホテル!? 急に怖くなってきました。
「入るの~」恐る恐る知人について中へ。暗くて足元すら見えない館内。
しかも真っ暗というよりインテリアや壁が赤く、とにかく記念にとカメラを向けてみましたが
正直後で何か物体が写らないかな?等と思う大変失礼な私。
これでも高校~大学まで芸術系の学校だったので少々の奇妙な芸術品には、免疫がついているはず。
夜に伺ったのが悪かった?とにかく同行者と手を繋いで先に進みたい感じでした。
皆さま、何となく雰囲気伝わります?(笑)
しかし芸術家の端くれとしては、世界一派手で奇妙なホテルを見ておきたい。
詳しくは→★ (ヘルガさんの着物姿あり)
右下の写真がヘルガさんです。とてもお綺麗で素敵な方でした。
訪れた夜は、既にヘルガスさんは、3階の自宅で就寝。お会いする事ができませんでした。
2階から緩やかなカーブの階段を上がるとヘルガさんのお部屋に。
ここを上がって行くとヘルガスさんがいらっしゃるのだと思うと感慨深く。
館内には、沢山の写真が飾られていました。
ドレスアップしたヘルガさんと著名人の方々とのお写真が数々。
弁護士をなさっていたお父上の元に生まれ、ご姉妹はユーゴスラビア大統領とご結婚されたと
いうことでそちらのお写真も見せて頂きました。
こちらのホテルには、ガンジーやシンディーローパーも宿泊されたそう。
シンディーが納得。同じニオイがします^^。
ひょんなことから訪れた芸術の館。
きっと、ヘルガさんの最も表現したい空間は、夜の雰囲気なのかもしれないと思いました。
でも一度明るい時にもう一度調度品を拝見したいものです。旅の合間の貴重な体験でした。
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