先日金曜日は我家のポン太の四十九日でした。

節目に人が大好きだったポン太のこと、書きたいと思います。

 

 

ポン太を保護したのは2010年12月23日。

とても寒い強風の吹く早朝でした。

ずっと公園で餌やりさんとともにお世話していたポン太。

夜勤明けの帰り道、いつものように公園に寄ると声はするのにポン太の姿が見えない。

公園の向かい側のとんかつ屋さんの駐車場の車の下でポン太がワーワーわめいていました。

 

ポン太おいで・・・

出てきたものの背後ばかり気にして怖がり様子が尋常じゃありませんでした。

公園には心無い人間もいます。

きっと背後から何かされたのでしょう。

 

目立った外傷ありませんでしたが病院にてエイズ陽性、肝臓の数値も高いことがわかりました。

ストレスから血便も出ました。

肝臓の数値が落ち着いたらリターンも考えましたが、人が好きなポン太は虐待される可能性も考え、我家にいてもらうことにしました。

 

(我家に来て数か月経った頃)

血便も出なくなり肝臓の数値も下がりました。

 

ポン太は穏やかないい仔でした。

 

 

(里子に出た大福の兄弟&大福&ポン太)

 

保護当時は口内炎も落ち着いていました。

外の苛酷さを物語っていたのは、犬歯が折れていたこと、若干の顔の歪みと耳の位置が左右で不対象なこと,右前足の指の一本が脱臼していることでした。(かなり前の脱臼らしく、ポン太自身痛みはあまり感じなかったようです。)

 

落ち着いた日々が続きましたが、それからしばらくしてポン太は口内炎の痛みのためご飯が食べられなくなりました。

 

(当時、ポン太が首を振って壁に飛ばしたヨダレのシミが今も落ちずそのまま残っています。)

 

口が痛いため、ウェットフードも痛い場所に当たると悲鳴を上げ、口に自分自身の手を突っ込み、痛みを取ろうと爪で口の中を掻き毟り血だらけになりました。

 

それから間もなくして抜歯をしました。

 

野良として生活していたポン太の歯はボロボロで、折れた犬歯は処置をしてもらい、奥の根しか残っていない歯は全て取り除きました。

 

それからしばらくは口臭も消え、ポン太も調子がよさそうでしたが、

獣医さんが「この状態が続けばいいんだけど・・・」と。

 

 

(ポン太と大福だっちゃん)

 

 

その言葉通り、そう長くいい状態は続きませんでした。

 

ご飯が食べたくても痛みで食べられず食べ物をじっとみてそのまま動かない。

痛みで口からウエットフードを飛ばすため

ポン太の食事の時には周りに新聞紙を敷き詰めどこに飛ばしてもいいように準備しました。

当時は私がスプーンでポン太の痛いところに当たらないようにタイミングと場所を見計らいながら口の中に入れていました。

早い時は30分、遅い時は1時間以上かけて給餌していました。

 

 

ステロイドは免疫を抑えてしまうため、免疫不全のエイズキャリアの仔には正直あまり使いたくありません。

ステロイドはどうしようもない時の最終手段にして出来るだけ普段は常用しないほうがいいとの事で、処方してもらった痛み止めのシロップ(名前は?このお薬はステロイドと併用すると胃を荒らしてしまうため併用が出来ません)を毎日10滴ほどシリンジで口の脇から流し込みました。

 

初めのうちは抗生物質も併用していましたが、ポン太はエイズキャリアです。

発症しないうちは普通の生活が出来ても、すでにエイズ関連症候群になっています。

いつどんな病気に感染するかもわからない。他の仔より免疫がありません。

薬の耐性が出来てしまうといざその薬を服用した時に効かなくなる恐れもあります。

私も考えた末、サプリメントを飲ませることにしました。

 

(ポン太と、同じくエイズキャリアのもなか)

(もなかは保護したときエイズキャリアでケンカで片目が失明していました)

 

使用していたプロバイオデンタルペット&アイオニックシルバー(コロイダルシルバーもお勧め)

 

プロバイオデンタルペットは口腔善玉菌2種が入っっています。

アイオニックシルバーは天然の抗生物質と言われる超微粒子の銀イオンが入っています。

この2種のサプリメントを使用してから、口臭、よだれが以前より抑えられ、真っ赤に爛れていた口の中がピンク色に戻りました。

サプリメントなので継続することで効果が出てきました。

 

もちろん、これだけではなく、病院で処方された痛み止めの投薬も継続していましたが10滴から5滴に減らしても大丈夫になりました。

 

そして、ウエットフードもドライフードもポン太自身が自ら食べられるようになりました(^^♪

 

 

やっとポン太自身も楽になってきたのに。

でも、いつからか尿量が増えていきました。

 

 

高齢猫に多い腎不全です。

 

(体調があまりよくない時のポン太)

 

口の調子は良いため、最近は私の顔も毛繕いのつもりで舐めてくれたり、若い仔と猫じゃらしで遊んだりもしていたのに・・・

 

 

昨年の終わり頃、尿毒症になりました・・・

自宅での皮下輸液と投薬が始まりました。

 

ポン太は何年くらい野良として生活していたのかな・・・

 

保護したときは歯もボロボロ。

家の仔になって5年半。

 

ポン太が野良として生活していた場所はとんかつ屋さんが近くにありました。

とんかつに異様に反応していたポン太。

とんかつをもらうこともあったのかな・・・?

 

ポン太の言葉がわかればいろんなことを聞きたかった。

 

雨の日はどこにいたの?

誰に虐められたの?

 

本当に甘えんぼで他の仔をかわいがっていると必ずそばに来ていたポン太。

 

一緒に眠るときは私の手を自分の顔に寄せてギュッとくっ付けていたポン太。

 

チャロ太が大好きだったポン太。

 

 

(旅立つ数日前。チャロ太もそばにいてくれました。)

 

昨年の尿毒症を克服したのに、元気になったのにまた熱を出してしまった。

私がシャンプーをしたせいかもしれない。

ドライヤーが足りなかったのかもしれない。

他にも気づけないことがあったのかもしれない。

 

腎臓の数値も尿毒症の時よりはだいぶ下がっていたのに、熱が下がったら今度は低体温になりまた尿毒症になってしまった。

貧血も進んで貧血の注射も頻繁になった。

ad缶もシリンジで強制給餌していたのに飲み込めなくなってきた。

カロリーエース(流動食)でとにかく栄養をとってもらいたくて口の脇からそっと流し込んだ。

 

最後はステロイドの注射もした。

反応がなかったポン太も、注射をした後はほんの少し反応して私の言葉に一生懸命応えてくれた。

 

 

低体温になれば命も危なくなるのに、ポン太は冷たいところ冷たいところに行こうとした。

少しでも保温しようとしたがポン太は嫌がった。

 

 

 

ポン太はもう限界だった。

 

 

 

ぴよ太さんからもお花とポン太のお供えをいただきましたm(__)m

ポン太、良かったね、大好きな焼きカツオもあるよ。

 

ポン太が亡くなる前の日に、ぴよ太さんも交通事故に遭った仔猫さんを病院に連れて行きましたがその日のうちに亡くなってしまいました。

 

優しいポン太が、仔猫さんが迷わないように一緒にお空へ連れて行ったと思います。

 

荼毘にふす前にポン太が生活していた場所を車で通りました。

ずっと野良時代にテリトリーにしていた場所を、最後にポン太に見せてあげたかったのです。

 

 

(先住猫たちと一緒に。)

 

 

ポン太、今までどうもありがとう。

 

 

至らないところがたくさんあったよね。

ごめんね。

 

でも大好きだったよ。

ポン太が私を大好きなのも本当によく伝わったよ。

こんな私を好きでいてくれてありがとう・・・

 

 

そばにいてほしくて、私のわがままで、

最後まで頑張らせてしまってごめんね。

 

 

 

本当にありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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