川田薫博士の「知られざる空海」の最終回に参加した。
世界で初めて無機物から有機物を作られたという業績が文系の私には「うーん、ワカラン」となるのだが、「命を作った」と聞けば、「えー、そんなことができるの?!」と驚いてしまった。
魂をクリーニングし、自分をピュアにし、物質と対話する。
例えば、銅で合金を作るなら、素材の「銅」と対話し、「銅」の助けを借り、天からのビジョンをこの世界に具現化する。
弘法大師、空海の人生をたどりながら、「文系も理系も関係なく、誰でもできるようになる」と励まされ、人として肉体を持って生まれたからには、何かこの世界を良くしていくような仕事ができるようになると希望をいただく。
川田薫博士は魂のクリーニングの仕方も教えてくださった。
「ありがとう。ごめんなさい。」×1万回×100日
「とりあえず、やってみたらいいんですよ。」
私は18分ばかりカウンタを押しながら超高速で繰り返してみたら、1000回だった。毎日180分これを100日繰り返せば、クリーニングができるのだろう。残念な私はあっさり、途切れる。
勝手ながら、分割で許していただこう。
1回でも1万回を続けてできる人って凄い。
ルピシアのTHE BOOK OF TEA The Museumのグランド・ジャット島の日曜日の午後。
お茶はCAMERON HIGHLANDS BOP(キャメロンハイランド)
私はアメリカへ行ったことがない。
どうして、「グランド・ジャット島の日曜日の午後」(シカゴ美術館)を見た事があるのだろうか・・・デジャヴ???
不思議に思っていたら、何のことはない。
画家は本作を制作するにあたり数多くの習作や素描を手がけており、それらも美術館に所蔵されている。多分、どこかで習作を見ていたのだろう。
中学の美術の時間に点描で絵を描くという授業があったが、「色を混ぜないで、点で着色しなさい」という説明で、それすらも面倒だな・・・と巨大な点でやっつけた。
まさか、これほどに細かい点の集合体とは思ってもみなかった。
これは理系のアート。理論的な色彩配置を何度も習作し、トライ&エラーを繰り返して統合された作品だ。
この絵が好きかどうかは別として、「凄い」と思った。
こういう理論と粘り強い実行のできる人には叶わない。
茶はマレーシアの高原に広がる常春の避暑地、キャメロンハイランド。
常春なんて気候は「パタリロ」のマリネラ王国にしか無いのかと思っていたら、あったのね。
この世界にちゃんと。
希望はあるし、人はそれを作ることができる。
ピュアになりさえすれば。
川田博士、ありがとうございました。
川田薫博士の最後の講演会があります。
研究に専念されるため、これが最後と決められたそうです。
川田薫博士最後の講演会(主催:楽園ライフ社 後援:にんげんクラブ大阪)
日時 2017年1月22日(日) 13:10~16:30
テーマ 「低抵抗銅合金の応用について」