マラウィ入国
6月18日。テテという町に着いた。
モザンビークはポルトガル領だったので、その影響からか町の感じが他のアフリカの国と比べて少し違う。
行ったこと無いけど「南米!」って感じがした。町の造りが違うと風の吹き方まで違うように感じられる。
安宿を探すが中々見つからない。どこも3000メディカシ(1万円くらい)とかそんな値段だ。
何件目かで「あそこにキャンピングサイトがある。」と教えて貰った。
迷いまくったが何とかそのキャンプサイトを見つけた。
一泊150メディカシ(500円くらい)。ザンベジ川がすぐ横に流れている。かなりいい感じだ。
オーナーの子供と近所の子供たちと遊びまくる。と言うか遊ばれる。
抱っこしてぐるぐる回るとめちゃめちゃ子供達は喜んで
「アズングー(白い男)!!アズングー(白い男)!!」
って言ってまたブン回しを要求して来る。めっちゃ可愛い。
子供と遊ぶのは本当に体力勝負だ。怪我しないように神経も使う。
でも夜疲れて眠りながらも、明日また子供達に会えるのが楽しみでしょうがなかった。
6月23日。今日でモザンビークは終了。マラウィとの国境カロムエへ向かう。
この旅での国境でのトラブル率は75パーセントと言うこともあって緊張して出国オフィスに入った。
職員と越境者たちはわきあいあいとした雰囲気だ。ホッとする。
職員に
「マラウィに30日滞在許可が欲しいんですが可能ですか?」
と聞くと
「それは君が選べる。」
との答えが返って来た。
何事も無く出国のスタンプは貰えた。次はマラウィ入国だ。
入国オフィスに行くと職員が
「コンニチワー!」
と言ってきた。ここも良い感じ。・・・しかし!
「30日滞在許可が欲しいんですけど・・」
と言うと
「NO.7日までしかあげられない。」
と返って来た。
え!?
一瞬フリーズする。一週間でマラウィを抜けるのは無理だ。
すると職員が
「ウソウソ!30日いられるよ♪」
と言った。
下手な冗談言うと・・・・・・
ぶっ殺すぞオラア!!
出国のスタンプがゴンッと押された瞬間「やった!」と思った。
無事トラブルなく入れた!
ホッとして凄く嬉しかった。
・・・・・がここで自分がマラウィのお金(マラウィクワチャ)を持っていない事に気が付いた。両替するにはモザンビーク側に戻らないといけない。戻れんのか?これ。
事情を説明すると軽い感じで戻る許可をくれた。
職員に両替所の場所を聞くと
「両替所は無く、個人の闇両替(ブラックマーケット)しかない。」
と言う。
「闇両替って違法じゃないんですか?」
「違法ではない。」
闇で両替してまた逮捕だとか何とか言われたら嫌だからその辺はちゃんと確認を取る。
360メディカシを2300マラウィクワチャに両替した。単位デケえ。
そして無事マラウィに入国したのだった・・・・。
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