「イヌのしつけ」と、イヌと飼い主の「サポート」と | わんこも、そして飼い主さんも

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ocean style オフィシャルブログ

ocean styleは、「Dog Life Design」というコンセプトで、わんこと飼い主さんの「サポート」をしています。
色々と考えた結果、ここにたどり着きました。
従来、というか今もそうだと思うんですが、「しつけ」とか「トレーニング」って、まあ大体は「困ってからやるもの」になっていると思うんですね。

「イヌと一緒に暮らし始めたら、想定外のことが結構起こって、なんか困った」となって、「どうやら『しつけ』というものをしないといけないようだ」となり、「えーとどこで相談に乗ってもらえるのかな?」という風に、探す方がまだまだ多いと思います。

 「トイレのしつけ」
 「家具をかじる、イタズラすることへのしつけ」
 「無駄吠えのしつけ」
 「チャイム吠えのしつけ」
 「他犬に吠えることのしつけ」
 「噛みつきのしつけ」
 「唸りのしつけ」

 エトセトラエトセトラ…

各ご家庭に色んな悩みがあって、その悩みの解決にもう10年以上携わってきました。
でも、「悩みの解決」だけじゃないだろうと。

そもそも、しつけって、なんのためにやるのか。
トレーニングって、なんのためにやるのか。

「困っていることの解決」じゃないと思うんですよ。
本当は。
本質は。

「うちの子と、もっと楽しく暮らしたい」だと思うんですよ。
本当は。
本質は。

「困っていること」っていうのも、それは「やりたいことの裏返し」だと思うんですね。

「甘噛みがひどい」「甘噛みのしつけ」っていうのも、それは「もっといっぱい撫でたい。遊びたい。触れ合いたいのに、噛まれるからできない」だと思うんです。
「トイレのしつけ」っていうのも、それは「ずっと閉じ込めたくはない。自由にさせてやりたい。でも、部屋の中でオシッコされちゃう…」だと思うんです。
「家具をかじる、イタズラのしつけ」っていうのも、トイレのしつけと同様「自由にさせてやりたい」だと思うんです。
「チャイム吠え」「無駄吠え」っていうのも、「一緒に、もうちょっと静かに暮らしたい」だと思うんです。
「他の犬と喧嘩する」っていうのも、「他の子と遊んでる姿が見たい」だったり、「ゆったりと散歩したい」だと思うんです。

それと、どうしても「できないこと」「悪いこと」にフォーカスしてしまいがちだとも思うんですね。

 「言うことを聞かない」
 「トイレができない」
 「マテができない」
 「吠える」
 「噛んでくる」

こういうのを、変えたいなと思うんです。

「いま困っている」「いま、よくないことをしている」「いま、これができない」

だから、「しつけをしよう」ではなくて。
もっとこう、前向きに、楽しいものにしたい。

 「あれができるようになった」
 「これもできるようになった」
 「こんなに自由が増えた」
 「こんなに楽しくなった」


みたいな。

そのための手段の一つとして、「しつけ」「トレーニング」「訓練」があるんだと。
手段の一つでしかないわけですから、「しつけ」「トレーニング」を絶対にしないといけないわけでもない
ほんのちょっとの工夫で、なんか変わったりとかもする。
ちょっとした工夫で、その「楽しいこと」が増えるんなら、別にそれでいいじゃん。
わざわざ「しつけ」だ「トレーニング」だって、肩に力入れる必要ないじゃん。
だから、「トレーニング」ではなくて、「サポート」って考えてるんですね。

問題行動は、大体なんとかなるんですよ。
吠えるのも、噛むのも、暴れるのも、とにかくやることをきっちりやれば、割とどうとでもなる。
困ってることは解決するんです。当然。

でも、なんかね、そうじゃないじゃんっていうのが、ずっとあったんですね。
困ってることは、実は「やりたいこと」「楽しいこと」の裏返しなんだから、そっちを目指しましょう。
そのための、「サポート」をやろう。
そんな思いというか、理念というか、方針というか、そういったことを考えながら仕事をしています。

きっともっと楽しくなります

だから、「サポート」なんです。
共感していただける方、よかったら声かけてみてください。
お手伝いします。