愛しているよ、ハニー。最近ギターを練習する時にモニターに表示するのは、木村文乃さんの画像がメインになったで御座るよ。アコギの時だけ、いつもの桜庭ななみさんで爪弾いて候。斯様に私の一日はうら若き女性達によって左右されているので御座る。その中の誰一人として直接逢ったことはないので御座るが、望めばいつか願いは叶うし、叶わなくても妄想はタダで御座る。
さて。
第六世代だか、なんだか良く分かりませんけれど、とりあえず当時音楽制作を充分こなせる、と謳っていたCPUを揃え、メモリーも挿せるだけ挿して、いざSONARを起動。とりあえずKORGのソフトがあるので、それを立ち上げて前から使っているローランドのMIDIコントローラーで弾いてみた。
キーをポンと押すとね、ピーと音が出る。当たり前に思うでしょ?ところがね、一昔前のパソコン、つまり買い換える前のパソコンだと、キーボードをポンと押すと、ややあって、一呼吸於いてからやっとピーと鳴る。そういう状態だったのよ。オーディオ・インターフェースの設定の問題もあったけれど、実際録音する音も、遅れて聞こえるので、ウチみたいにいろんな人が来てレコーディングするのには、なかなか使い物にならない、というか私が全然満足できないのね。
だから、最近はモバイルでシンセの代わりを、とか云っていたのを、半信半疑で聞いてて、そりゃスタンドアローンで、シンセのソフトしか入ってなければそれも可能だろうけど、とか思っていたのね。
それがやはり第六世代がスゴいのか、積むだけ積んだメモリーのおかげか、コレは使い物になるレベルで音が鳴っているのに驚いたのね。ちなみに、音楽制作以外の時に、その第六世代もメモリーの恩恵も何も感じたことはありません。多少、大人の画像や動画が、善い感じで表示されるようになったかな、ぐらいで実際それは取るに足らないことで。
とりあえず、エレクラ制作に限らず、いわゆるDTMはいくところまでいったな、コレでやっと制作に集中できるぜ、と云ったきり、別のことに集中してそれもままならず、エレクラもほっぽったままで。そんな折にまた、ノートパソコンを買い換える気運が高まった。
同スペック、とは云わないまでも、今ここまで進化したならノートで夢のモバイルレコーディング、とか考えても好いんじゃないか、と思っていて、もう買い換えるならそれに見合うパソコンで、と決めていたのね。そして、昨日お話したように、旧ノートとほぼ同額で、なんとデスクトップと同じスペックのノートを見つけてしまったのよ。正確には、同じCPUのモバイル用、メモリーも限界があるので半分くらいしか積めないけれど、第六世代に、メモリー積めるだけ、という条件は満たしているのね。
もう買っちゃえ、どうせ穀潰し生活、これ以上悪評を怖がってどうする、この兇状持ちガッ!
ええ、ノートパソコンを新しくしました。そんなつもりはなかったけれど、なぜかモバイルレコーディングに特化したパソコンに仕上げてしまいました。新しいパソコンでは音楽制作どころか、ギターも弾けるんだぜ(笑)。音がパッと鳴るというスペックは、ギターにエフェクトをかけていろんな音を出す、という点でも威力を発揮し、ノートにギターのプラグを突っ込めば、爆音を鳴らしてくれるようになりました。
一昨年、マスタリングに悩んでいた私は、もう随分とスペック落ちしたソフトを廉価で手に入れたのですが、それはあくまでもレコーディング用エフェクトのため。それが音源とかいっぱい着いていたのに、加えてそのギター用のソフトも付いていたのね。もうギター用には、BOSSのGX-700という名器を愛して止まないので、使わないだろうな、と思って入れるだけにしてたモノが、今になってやっと威力を発揮し始めまして。
しかし、そこに至るには、多少未だ長い話が待っているのですよ、お嬢さん。
そこでまず、一枚の画像を見て頂きましょう。
百均のカゴに、読みかけの小説とか、雑誌とかその他いろいろザッと入れて、使う時に坐った場所に引き寄せて取り出し、ということをしていたのですけど、どうも床に直置きで、アッチコッチ行って煩わしいのと、掃除の時とか置き場所に困ったりとか、なんとなく落ち着きがなくて不満だったのね。
それで、そのカゴを引き出しに転用する、というアイデアでちょっとしたチェストを作ろう、とは前から思っていて、まぁ、暖かくなってからと思っていたのだけど、ちょうどチェストの一番上に乗っているモノをノートと一緒に手に入れまして。コレはまさしく、ノートにギターを突っ込む魔法の箱です。
私がギターや音楽制作をするための機材をセッティングする時にまず心がけるのが、スイッチポンですぐ演奏、という状態にいかに近づけるかです。今でもギターの練習はデスクトップの方でやっていますけれど、それもスイッチを入れるのは一カ所だけで、後は譜面台に譜面をセットし、足元にコントローラーを引っ張り出してギターにプラグを挿すだけですぐに音が出来るようにしているのね。
ノートがノートである所以は、やはりそれ一台で完結しているところにあって、私の場合もうモバイルというよりは二台目のデスクトップ、という趣が強いけれど、やはり何かに常に繋がれているという状況は望ましくないと思っているのね。奈乃で、当然魔法の小箱は、ノートの方でギターを弾く時に使う度に繋ぐことになる。
ただ私は無類の面倒くさがりや。どこか棚に仕舞って於いてそこから取り出して、というのは面倒。そういう面倒があると、すぐ怠けて使わなくなっちゃう。奈乃で、手元にあって、且つ繋がっていない状態、というのが理想なのね。いざ使う時は、ラインを伸ばせばそれで好い、とやはりデスクトップには劣っても、なるべくいつでも手を着けるコトが出来る心構えだけは整えておきたいのよ。
そこで、それならいよいよチェストを作って、そこに突っ込む引き出しの中に音楽で使う機材を入れて於いて、いざギターを弾くで候、という時には、チェストを引き寄せ、プラグを取り出しササッと挿して、ヘッドフォンとギターを繋げば、もうノートパソコンはギターエフェクターに早変わり、という寸法なワケ。
もっとも、コレはあくまでも私の癖みたいなものであり、弾きたかったらどんなに面倒でも繋げて弾くのだから、どうでも好いちゃ、どうでも好いことで、そもそも、デスクトップの方に愛器があるのだから、それで好いじゃん、と云えばそれで好いのだけど、そもそも、そのためのノートのスペックだし、と思うと、どうしても無駄でも凝ってみたくなっちゃうのね。悲しい性なのよ。
それで、一応ノートの方にも音楽制作用のソフトを入れているのだけど、本当ならデスクトップと同じSONARにしたかったけれど、まったく別のどっちかっていうとライバルのCubaseにしたのね。それはなぜかというと、また少し長い話になるのでまた明日だよ、ジュテームゥ。
なんてね、新エディターには馴れないよ、って云ってみました。現状維持、というのを生活の根幹に据えるようになったのは老成のせいだろうか、などと思ってはみたモノの、不便を感じなければ換えなくてイイよね、というのが人情。奈乃で、こちらの思惑とはかけ離れたところで、新しくなったモノには隷属する以外ないのが悲しいのね。オマケに、旧編集画面はどうやっても出てこないし、私のデスクトップが悪いのか、64bitが災いなのか、あるいはマイクロソフトとの仲が悪いのか、文字色を換えると、どこにいてもページの先頭にジャンプしてしまうのね。装飾辞めたら、私のブログが私のブログで無くなっちゃうし。とりあえず、平身低頭なメールをアメブロに出しておきました、ってコトで。
それでは今日はこの辺で、ごきげんよう。