今日、アンプスからスタジオへの移動の途中、新人アニメーターコンクールの会場をのぞいてきました。
これは、NPO法人アニメーター支援機構主催のイベントで、会場は阿佐ヶ谷の地域区民センター。
一次選考を通過した新人アニメーター7名の作品が一人3枚ずつ展示したありました。
どれも力作ばかり。
二次選考は、制限時間2時間で、一点透視の空間の中でキャラクターに自由演技をさせるという実技試験で、これらは会場内のモニターで繰り返し上映されていました。
会場におられた法人代表の菅原さんとは、いろいろな言葉を交わしてきました。
このコンクールで大賞をとった新人アニメーターのT君(サンライズ勤務)には、住居支援金として60万円が贈られるとのこと。
良かったね。
今年は資金的な問題で一人にしか授与できないが、来年は複数者に授与したいそうだ。
菅原さんには、アニメ業界の出身ではないのに何故アニメーターの支援をしようと思われたのかも尋ねてみました。
映像の仕事をしてきたので、あながち関係ないわけではないが、アニメ業界の実体を知るにつけ、これは何とかしなければと思ったそうです。
今は奇跡的に持ちこたえているけれども、このままでは絶対に立ち行かなくなると思った菅原さんは外部からの支援こそ大切との思いから、NPO法人を立ち上げたとのこと。
偉い人である。
