渋いですよねぇ。
本家尾張屋本店で昼食を食べた後、キンシ政宗の記念館が近くにあって見学ができるということで。
寄り道をしていくことにしました。
現在、日本酒は伏見で作られておりますが、創業者は若狭から出てきて、堀野記念館のある中京区で造り酒屋を始めたということで。
本宅のあったところが記念館になっております。
500円払って中を見学させて頂きました。
荷物は預かって下さるので、身軽になって町家見学です。
ほんと冬の京都は人が少なくていい。
見学者は私たちだけ!だったので、とても親切に案内して頂きました。
昔の帳場だったところ。
ここでキンシ政宗の酒造りの映像を見させて頂きました。
奥座敷は客人をもてなしたところですって。
「引き出しは自由に開けてみていいですよ」と説明してくださったので見てみると。
昔のラベルが!
お庭を横切りつつ2階へ
階段が狭くて急でね〜。
こういうところへ行くたび、やっぱり旅は若いうちにたくさん行っておくべきだ!と思うのであります。
歳をとって足腰が弱くなっては見たいものも満足に見れず。
広くてびっくり、2階の本座敷。
大切なお客様をもてなした時、舞をするためのスペースがちゃんとある。
小部屋はものすごく天井が低くて。
明かり取りの窓はあるんですけど、エアコンのない時期、どうやって過ごしていたのか考えるとゾッとする。
2階を自由見学して戻ってきたら、外のお庭へ案内してくださいました。
「桃の井」という井戸があって、昔はこのお水を使って日本酒が作られていたそうです。
現在は地ビールが作られています。
お水の試飲をさせて頂けるのですが、飲めばわかる。
超軟水!!!
これは美味しいわ。
たぶん、お茶を入れてもとっても美味しいと思う!!!
なんでも一年を通して16度、毎分3トン湧き出ているのですって。
こんな街中で!!!
お水の次はいよいよお酒の試飲。
ビールの試飲もさせて頂けました。
団体さん向けのスペースにたった二人。
贅沢な試飲だったんですが、二人だけだったので記念館の方がとても気を遣ってくださって。
「何でも試飲お出ししますよ。お好きなものをおっしゃって下さい」と。
え〜そんな贅沢な(笑)
それはあまりに申し訳ないので、迷いに迷って選んだお酒が写真向かって右。
金鵄政宗 純米大吟醸 祝
正直なところ、京都のお酒はまろやか過ぎて甘く感じ好みではないのですが、これは美味しかった!!!
あまりに美味しいので購入して帰りました。
東北のお酒が好みのobakanekoですが、京都にも好みのお酒があるんだ〜〜〜!と新たな発見をしたのでありました。
次のお土産で長かった京都ネタを終わりたいと思います。