Cl反応性代謝性アルカローシスでの輸液効果の判定 | ドクターH(Homeless doctor)の覚え書き

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尿pHは脱水を伴うCl反応性代謝性アルカローシスでの輸液効果をみるのに役立つ。


循環血漿量低下状態では、代謝性アルカローシスがあっても腎尿細管でHCO3は再吸収されるため尿のpHは低い(6.0以下)が、輸液で体液量が正常化に向かうと、HCO3は尿中に排泄されるようになり、尿pHは7.0以上になる。尿pHの低値が持続することは、輸液量がまだ不十分であることを示している。