最近メディアで新規国債発行額30兆って騒いでいます。
一般市民には「それがそんなに凄いのか!?」
といった感じにしか受け取れません・・・ハテナ??
よく、議題に上がる公務員の人件費問題。
確かに、無駄な手当てはあると思います(Jには無かった・・・と思う)
ですが、基本給の急な下げ方は気に入りません。
下げ方はいつも「一律」。
例えば今なら公務員給与2割減の目標を政府が掲げていますが、
(人員削減を考えず、単純にお金の話をするならば。)
上から下まで2割減。月給100万貰っている幹部が2割減で80万。
でも生活で実際に使っているのは多く見て50万としても30万の余裕・・・
(多分官舎暮らしだから50万は有り得ない)
対して20万貰っている下っ端が2割減で16万。
実際生活で18万必要としているのにマイナス2万円。
これじゃアガったりです・・・
公務員制度改革にも、累進性なんかは適用されないものか・・・
今もがんばっている若手隊員は士気下がりまくりですわ・・・
それよりも(給与改革よりも)まずやって欲しいのは、歳出の見直しです!
そこで、一つ体験談を記します。
毎年度12月頃、補給隊の調達班というところは段々と忙しくなってきます。
それはなぜか・・・??
会計検査が近いということもありますが、
「予算を如何に使うか、使い切るか」というこの命題に立ち向かうためというのが大きな理由です!
予算科目には色々なものが存在します。
武器を買ったり、整備したり、部品を補充したり、システムを更新したり、
という「絶対必要なもの」
又は、家計でいうと洗剤だったり電球だったりの雑費という「いざという時必要なもの」
絶対必要なものは減らすことは出来ません。
ですが、いざという時は必要だが、普段は必要ではないものというのは、
会計や経理に明るくないわたしが言うのも何ですが、削れるのではないでしょうか。
12月頃から、必要な予算が着々と消化されていき、2月3月になって残ってしまうのが
いわゆる「雑費」というヤツです。
年度末に幾度となく掘り返されるアスファルトには困りますよね・・・
「そこ去年やったじゃん!!」
みたいな箇所が数え切れないほどあると思います。その工事の中身や必要性や
予算の使い方などは詳しく知りませんが、明らかに「無駄じゃなかろうか?」
と思しき事項は多々見てきました・・・
3月末に続々と補給隊の倉庫に入荷される品物の数々・・・
新しいオフィスデスク、新しいソファ、新しいPC、新しい大型テレビ
新しいプロジェクター、新しいDVDプレーヤー(本当に使うんか!?)
当に?ハテナといったものが次々に契約され、予算が消費されていきます。
(短期間に急ぎ足で)しかも有り得ない予算項目の矛盾と金額。
数ヶ月前どこかの官公庁がソフトボールのユニフォームを関係無い予算で
買ったとか問題になりましたが、あんなのほんの一部です。
担当者がなぜだ!?と思っても、「永年こうしてきたから・・・」
こうすることが(予算を使い切ることが)大切なんだ!
といった体質が蔓延しています・・・
確かに、例えばJだったら、有事の際などにこの雑費が大いに役立つことでしょう。
色々な項目に応用できるし、融通が利きますから。
しかし、毎年それを使い切らないと翌年の予算が確保できないという制度、体質はいかがなものか?
人件費抑制も大切ではありますが、その前に無駄な多額の雑費に目を向けて欲しい・・・。
特別会計と似たようなものです。
有事の際に必要だったら、一定金額を非常時用にプールするといった制度を設けて
必要なときにそれを崩す、といった風にはできないものでしょうか?
毎年必要の無いうん千うん億のカネがドブに捨てられるように使われていく・・・
そこを見直す前に人件費抑制・・・士気は落ちるわウサ晴らしに予算は使いまくるわ・・・(想像)
ちょっと熱くなってしまいましたが、若手J隊員は安月給で24時間体制で勤務しています。
今の給与はそう多くないと思うのです・・・
基本給カットは、幹部層に比べて直で響くのです。マジ泣きです・・・;(筆者経験済)
一言言わせてください・・・
どないなっとんねんっ!!
失礼しました・・・。九州人やのに似非関西弁使わせてもらいました・・・。