穂高東中事件 ~ 社体 : ここに事件の本質が隠されているのかも? | ・大津、出水、そして全国の子供たち、死んじゃいけない~ヘロの独り言

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・ 全国で子供たちが陰湿ないじめによって死に追い込まれている。
  命を奪うものは直接の加害者だけじゃない。見てみぬふり、時には言葉の暴力や直接の暴力で、子供たちを死に追いやる教師もいる。
  そんな狂った社会に向けて、老人は怒りをこめてつぶやきます。


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ひさしぶりの休暇も、今夜で終わり。またまた更新が滞りますが、ご容赦。

穂高東の事件で、どうしても理解できないいくつかの特性

様々な事件をとりあげさせてもらいました。大津にはじまり、鹿児島出水、大分、熊本、宮崎、関東では美桜子さんの事件、颯馬くんの事件、北本、生まれ故郷の関西では桜宮、川西、小野、そして奈良三笠中・・・・・いずれもおぞましい事件です。その中で、教育行政、学校、そして、そんな学校と癒着したPTA組織や、一部父兄組織の異常さを、何度もとりあげてきました。
そうした一連の事件の取り上げにたいして、もちろん、立場を異にする方々からの反論や、反論にもならない罵詈雑言は、いやというくらいありました。【標本】という言葉が気持ち悪い表現だという人もいましたが(たぶん、理科室標本のイメージ?)、そういう反論や罵詈雑言は地域の隔たりを越えて実に似通ったパターンで構成されているため、類型化された見本として、いくつかは敢えて削除せず、いつでも見ていただけるようにしてあります。

さて、長野県安曇野市穂高東中学のクラくん母子にかかわる事件については、他の地域のいくつかの事件と比較した場合、どうも少し違うという印象を拭い去ることができません。
その印象のはじまりは、他地域の事件と比べて、この事件の加害者側関係者の反応が異常にヒートアップしたもので、しかも、稚拙ながらも組織的な動きといえるものだったことです。組織だっての動きといえば当然、学校。そう、教員自ら、もしくはその同調者と名乗るものからのコメントが多かったことも特徴的でした。
父兄組織関係者(?)も含めたその主張の基本は、長野には長野のやり方があるという、まるで独立自治区か長野特区でも存在するかのような発言でしたが、つまるところ、そこで擁護されている長野の特性とは何か、それは【社体】という奇妙なシステムでした。
調べれば調べるほど、実に奇妙なシステムです。部活動が、ある時間を境に、やっていることは全く同じなのに、部活ではなくなる。実に奇妙なシステムです。子供たちにとっては迷惑でしかなく、なんら合理的存在意義のないシステム。こういうシステムの存在理由は一つしか考えられません。それによって【トク】するだれかがいるから存続しているのです。

こう考えると、この事件にかかわる加害者側関係者の粘着ぶりも理解しやすくなります。
実を言うと、昨日の、りんごさんのコメントを掲載させてもらったもう一つの大きな理由が、ここにあります。実はこの事件は、クラくん母子をめぐるだけの事件ではなく、長野県全体に広がるこの奇妙なシステムをめぐる、実に大きな戦いになっているのではないか。一歩まちがえれば、母子はその生贄にされかねない。そう確信したからです。
これは挑発かもしれません。
もしこの見解に、正々堂々とした反論が寄せられるなら、喜んで掲載させてもらいます。
ただし、稚拙な擬装や、罵詈雑言、あるいは策謀に満ちたコメントはそのかぎりではありません。

美しい信州  美しい穂高  自然は実に美しいです!