穂高東中事件  新聞連載はじまる | ・大津、出水、そして全国の子供たち、死んじゃいけない~ヘロの独り言

・大津、出水、そして全国の子供たち、死んじゃいけない~ヘロの独り言

・ 全国で子供たちが陰湿ないじめによって死に追い込まれている。
  命を奪うものは直接の加害者だけじゃない。見てみぬふり、時には言葉の暴力や直接の暴力で、子供たちを死に追いやる教師もいる。
  そんな狂った社会に向けて、老人は怒りをこめてつぶやきます。

さ


安曇野市穂高東中学での教員による生徒暴行事件、校長による事件の隠蔽、被害生徒にたいする登校妨害、部活動・スポーツ施設からの追放、こうした信じがたい一連の事件に、被害者であるクラウドくんがツイッターで怒りの声をあげ、戦いを宣言してからすでに三ヶ月が経ちました。
残念ながら、まだ元気に登校できる状態にはいたっていませんが、事件は県内ばかりでなく全国に知れ渡ることとなり、当該校長の降格人事、関係教師の異動などもあり、環境整備はおそまきながらも進んでいます。
一日もはやく、クラ君が望むとおり、登校し部活動にも励める日がくることを願ってやみません。
本日朝刊から、信濃毎日新聞において『むすんでひらいて「教育県」再興・第4部』としてクラ君の事件が連載開始されています。
まだ詳細の把握はできておりませんが、できしだい順次掲載していく予定です。以上、とりあえずの速報としてお伝えします。

★★★★★

体調不良にくわえ、精神的にもいささかうちのめされて気力が萎えていましたが、どうにかブログを更新していけそうです。この間、とりあげきれないほどの事件が起きています。とりわけ、これまででしたら闇に葬られがちであった事件が、泣き寝入りすることなく次々と明るみに出てきている、それが今の動きの大きな特徴だと判断しています。大津の事件が世論を動かしてから、今月でもう10ヶ月めになります。これまでの経験からすると、もうとっくに事件は風化させられているはずです。しかし、そうはなりませんでした。明らかにこれまでとは違うものが胎動しています。安倍政権が進めようとするいじめ対策、道徳教育の復活と強化がはたして正しい道なのか、教育委員会そのものの廃止ではなく、教育長の権限強化という方向での対応がはたして有効なのか、子供たちの命をまもり、教育を再生させていく道筋はまだまだ不透明です。それをしっかりと見定めるためにも、大津、出水、安曇野、大分、そして宮崎新富町の事件をひきつづき追跡しつづけ、被害ご家族、ご遺族へのささやかな支援を続けていきたいと思います。