穂高事件 ~事件にまつわるイヤなうわさ | ・大津、出水、そして全国の子供たち、死んじゃいけない~ヘロの独り言

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・ 全国で子供たちが陰湿ないじめによって死に追い込まれている。
  命を奪うものは直接の加害者だけじゃない。見てみぬふり、時には言葉の暴力や直接の暴力で、子供たちを死に追いやる教師もいる。
  そんな狂った社会に向けて、老人は怒りをこめてつぶやきます。

本日はちゃーりーさんの受賞作掲載を特別増刊として、2部掲載とします。
なお、本日以降、curaudoくんの事件を便宜上「穂高事件」と表記します。

事件にまつわる黒い霧の噂
少年が学校当局の物理的・精神的圧迫によって登校を阻まれ、いっときは死の寸前まで追い込まれたこの事件に関係して、実にイヤな見方が出てきています。
それは、この事件を政治的に利用しようとする方々がいて、その背景には利権がらみの思惑が働いているのではないかという憶測です。
ここでそのような意見を詳細に紹介するのは差しさわりがあると判断いたしますので、読者の皆様が自主的に判断していただけるように、事実関係だけを列記することにします。
1・安曇野市政の政治状況
  安曇野市は2005年10月に、五市町村が合併してできた新しい市。
  現市長は公約を破り、市民の9割が反対しているにも拘わらず、80億円を
  かけた新庁舎建設を断行 (12月1月業者入札開始、4月着工予定)
  ちなみに
市長は、コンクリート会社に50年勤務された方。それがこの事業
  に関係していると断定する根拠は全くありません。あくまでも、今後の市の
  発展を見据えた建設事業という理解をしてさしあげたいと思います。
2・安曇野市長選挙
  2005年、2009年の市長選挙で現市長の対抗馬となったのは、現在の
  教育委員長で、私立高校校長を勤められたこの方は、いずれも二位で
  甘んじてこられた。そして今年10月に行われる選挙に三度目の挑戦をす
  る旨、すでに公表されている。もちろん市庁舎建設に反対。10月段階では
  まだ基礎工事で、かりに計画撤回となった場合でも、違約金が生じたとし
  ても予算支出の負担は最小限におさえられる見通し。ゆえに、10月の市長
  選挙はこの市庁舎建設の可否が大きな争点よなる見通し。
3・この事件をめぐる教育行政当事者の方々の立場
  すでに教師の暴行容疑が立件され書類送検されている中、校長は「肩が
  触れただけ」という見解で暴行そのものを否定する立場にあり、教育委員会
  の事務責任者である教育長もこれに賛同している。かたや、名目上の長で
  ある教育委員長はこれを暴行ととらえ、さきの両者とはことなる立場に立っ
  ている。一例として、校長から始末書をとり被害者家族にそれを渡して、
  その公開を是認したのもこの教育委員長であり、これによって校長や教育長
  との関係が険悪になっているとの噂もある。また、学校が被害者家族を名誉
  毀損で提訴する動きを示した際も、委員長はこれに反対したが教育長におし
  きられたもよう。ちなみにどこの教委も似たことだが、教育委員長は一種の
  名誉職で、実態は事務職の長である教育長が実質的な長という実情。
  この校長と教育長が現市長ときわめて密接懇意な仲であるという噂もある
  が、あくまで当地での噂であり、状況判断の根拠とはしがたい。
4.流れ出る憶測
  こうした状況の中で、もし今回の事件の被害者少年の身に不測の事態が
  生じた場合は、たとえ名目上とはいえ教委のトップに立つ委員長が非難の
  矢面に立たざるをえないのは明白である。市長選の第二の争点どころか、
  この問題が争点の中心になる可能性もある。
  少年にたいする複数教師の暴行を認めないばかりか、「ボクは学校から
  追い出された」と言わしめるように少年の登校を物理的にも精神的にも
  阻み、地域のスポーツクラブへの出入りすらままならないという、私たちの
  理解しがたい学校当局の態度とあいまって、上記のような政治状況がこれ
  に影響を与えているなどというまことしやかな憶測が拡散してしまっている
  のである。
  被害少年の、あの人たちは「ボクの自殺を願っている」という言葉が、文字
  通りの被害妄想にすぎず、こうした憶測が無責任な風聞にすぎないことを、
  心から願わざるをえません。


CURAUDOくんへ
前にも書きましたが、君はこのブログのどの記事のコメント欄にも、テーマに関係なく自由になんでも書いて下さい。オジサン、オバサン(一部オネエサン)たちがあちこちに君への応援を書いていますから、見てあげてくださいね。
それと、この事件の反響はもの凄くひろがっています。このブログだけでなく、関係先や君のツイッターも含めると、万単位の数の人が注目しています。
となると、悪意をもった人が君の前に出てくることも十分に考えられます。そうしたときは、絶対に自分ひとりで立ち向かわないでください。約束してくださいね。お母さん、お兄さん、オジサン、オバサンたちと一緒に戦うんですよ。