いすみ鉄道全駅間歩き その2・菜の花と列車と水田と… | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その1からの続き

-新田野(10:25)-国吉(10:49着・11:00発)-上総中川(12:07着・12:20発)-

-城見ヶ丘(12:59)-



新田野(にったの)駅に着きました。

 

 

 

ホームは単式。
その先には、長閑な田園風景が広がっていました。



ホームのすぐ後ろに国道が走ってるってことは内緒ということで。




国吉駅までは国道沿いを歩きます。
沿道では、菜の花に負けじと梅の花が咲いていました。




夷隅川を渡りました。
この後、大きく蛇行を繰り返す夷隅川を何度か渡ることになります。

 

 

 

そのまま国吉の市街地に入りました。




いすみ鉄道第二の拠点、国吉駅に着きました。
待合室では観光客が列車の到着をっていて、人のぬくもりが感じられる駅でした。
 

 

 

ホームは2面2線の相対式。
駅舎も兼ねているいすみ商工会館の中には、ムーミンショップがあります。
ちなみに、この写真にもムーミンが隠れているんですけど、分かりますか??




国吉駅でも菜の花が咲いていました。




綺麗な黄色い花をつけているのに、
駅で列車を待つ観光客はなぜかあまり目を向けません。




国吉の市街地を西へ進みます。
そんな街の一角に、何の説明もなく駅名標が掲げられていました。
いずれも、いすみ鉄道とは直接関係なさそうな駅のものですが、いったい何なんでしょうか。


「あぁ、福岡県の駅名標を集めているんだね」
…なんて言わないでくださいね(笑)。




15分あまり国道を歩いたところで、小さなあぜ道に入りました。
あぜ道の先には…




遮断機も警報器もない踏切がありました。

この踏切が「第二五之町踏切」です。
いすみ鉄道の紹介ポスターにも登場する有名な踏切です。



ポスターのような写真を撮ってみようと思ったんですが…




あ、近すぎた。
(実は、構図もロクに考えていなかったっていうおまけ付き)

誰も居なかったから、絶好の撮影チャンスだったのにぃ~。
撮影で来ているんだったら、次の列車までにポジションを修正するところですが、
残念ながら、次の列車まで待ってる時間はありません(泣)。




未舗装のあぜ道を進みます。
周囲は小高い丘に囲まれていました。




正面の丘に鉄道車両が見えました。
いすみ鉄道沿線の観光スポット、「ポッポの丘」です。
いすみ200形から、ブルートレインまで様々な引退車両が保存展示されています。

いすみ鉄道を歩くのであれば是非行きたいところなのですが、
ポッポの丘まで寄り道してしまうと行程が非常に厳しくなるので、涙をのんでパスしました。




県道を南へ下り、再び国道に合流しました。
商店などが建ち、次の駅は近いことがわかりますが、ちょっと寂しい感じもします。




上総中川駅に着きました。
駅名看板はすっかり色あせていて、危うく通り過ぎてしまうところでした。

 

 

 

こちらもホームは単式です。




上総中川駅からは国道を西へ進みます。
線路とともに夷隅川をもう一度渡って、大多喜町に入りました。


ちょっとお腹空いてきたなぁ。
大多喜周辺で昼食にしようと思ってたけど、何食べよっかなぁ。




国道297号との交点が近づくと、某牛丼チェーンの看板が見えてきました。

ん~、牛丼でも良いかなぁ。
今回はあんまり長い時間休憩できないし。
空いてたら、もうここで昼食にしてしまおっかな。


…という時に限って混雑していて、
待つのもいやだったので先に進むことにしました。
近くのファミリーレストランも待ちが出るほどの混雑でした。

お昼時の国道沿いは、出歩く人がいなくても店の中には人がいるもんですね。


大多喜郊外のショッピングモールを過ぎたところで国道を外れ、
背後に続く住宅地を線路に向かって歩くと、次の駅が見えてきました。


 


いすみ鉄道で最も新しい駅、城見ヶ丘駅に着きました。

 

 

 

ホームは単式ながら、都会の駅のような雰囲気です。
ローカルムード漂ういすみ鉄道の中で、真新しいホームは異彩を放っています。


大多喜市街は、もう目と鼻の先です。


その3へ続く


 
上総東駅から上総中川駅手前までのGPSログです(1/54,000)。
ここでも国道以外の道を歩けるところは、国道以外の道を選んで歩きました。
このあたりは米どころ。市街地を外れると、平地には一面の田んぼが広がります。