全体を伝えるなんて事は出来ませんので、写真を撮ってきた所だけのご紹介です。     
 
マリンビレッジの講習会やイベント会場の横は、海の泥をすくって作った土地です。 昔からの大地ではありません。   
未だ3年目ですが塩気もそろそろ抜けただろうと云うことで、色々な物を実験的に植えて我々の食事にも使われます。     
 
もう本当にガラガラの土地ですよ。前回訪問した時は二十日大根がびっしりと植わっていた場所に行ってみました。       
みんな、精一杯伸びて種をたくさん付けて倒れかけていす。       
 
勿論そのままにしておくと思いますが、その間に沢山のタマネギの苗が植えられていました。
 
小さなラグビーボール型のタマネギが育っていて、ランチのサラダに付いていました。辛味が無くてシャリシャリと食べられます。      
 
玉ねぎは本来は茎のところなので、何時も見慣れている大きな玉ねぎは肥料という余分な物を大地から排除する為に吸い上げて太った産物であり、植物としては異常な状態だそうです。
 
確かに自然農法でも大きくはなりませんね。  
そして大変に美味しいですよね~。
 
他の場所にはサラダ菜がびっしりと植えられています。
勿論この小さなサラダ菜もランチに使われていました。 
 
協生農法の一番大切な事は表土作りであり(耕したりして)壊さない事と密生混植して先ずは土地を植物で覆う事です。
 
沢山の植物の根がだんだんと柔らかい表土を作っていきます。
先日紹介した茅の中で8年目でも大きな葉と大きな実を付けている苺がその構図を物語っています。
 
興味の有る方はその他もろもろはむーさんのブログなどで身に付けていくしか有りません。        
 
私が知ってきた農法で、地球と人類や動物・魚達を救う事が出来るのは協生農法しか無いでしょう。      
 
それには画一的な価値観を改めないといけません。
 
 同じ大きさや長さで収穫される野菜達は本来有り得ないものです。
自然の物なんですから。      
 自給自足を目指す野菜部門の王道ですね。         
 
多種類の種を撒いて苗を植えて、適期に草を適した高さで刈って野菜苗に太陽光を当ててあげる‥。   
一部分の理解しやすい部分だけのご紹介です。     
 
収入を得て生活費を稼ぐには、直接販売になるでしょう。
 
これからの農家は農協頼りではなくて自らの生産物を自信を持って売る営業力も必要ですね。       
 
持ち帰った3つのえんどう豆を鞘ごと散らした朝の一皿ですが、豆が大きくなっているのに鞘も柔らかく食べられました。 
 
協生農法で出来たえんどう豆の糖度は16度有るそうです。        
 もはや果物並みの糖度です。     
 
肥料をやらなくても、いえ‥やらないからこそ植物が本来の実力を発揮するのだと思います。
 
くれぐれも間違わないで頂きたいのは、画一的な大きさや数は関係ないという事です。
それでも過去にむーさんの畑では驚異的な売上を記録したとの事ですよ。
 
多くの方が始めて「協生農法」が知れ渡れば良いなぁ~。
 
何となく当たり前と思っている事を当たり前ではなかったと修正する気力が有るかどうか‥あと50年生きて見届けたくなりました。