赤松広隆農相は22日の衆院予算委員会で、国営諫早湾干拓事業(長崎県諫早市、諫干)の開門調査について、農水省内に委員会を設けて是非などを検討していく考えを示した。共産党の赤嶺政賢議員の質問に答えた。

 開門調査について、赤松農相は「民主党の中でも意見の違いがある。副大臣を長とする委員会を作り、1、2カ月ぐらいで一つの方向を出していきたい」と説明した。

 一方で、長崎、佐賀両県知事が長く話し合いの機会を持たず意見が対立してきたことなどを挙げ「地元の意向を無視して合意なしに進めることはできないので、長崎と周辺の県の合意もいただきながら皆が納得できる方向を早急に求めていきたい」と、地元の合意形成を重視する考えも示した。

 諫干の開門調査を巡っては、佐賀地裁が08年6月に5年間の開門を命じたが、国が控訴。有明海の漁業不振を背景に、佐賀、熊本、福岡の漁業者らが開門調査を求めてきたが、長崎県は反対を貫いてきた。赤松農相は長崎県知事選が21日に投開票されたことも挙げ「新知事とも話し合いながら解決策を見いだすことも考えてみたい」と述べた。【宮下正己】

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