13.06.01 シソと間違えやすい草 | おがのおーがにっくらいふ(★´ひ`★)ゞ

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これは十津庵の実家での話なんですが、
ご近所さんから青ジソをお裾分けしてもらったことがあり、
天ぷらにして食べたそうなのですが、
シソの香りが全くしなくて
ただただ青臭い味しかしなかったことがあるそうです。
(´σー`)

13.07.19 シソの収穫(O-GArden第2ラボ)

それで、あれは本当にシソだったのかという疑いが今もあるそうなのです。
(^_^;)(^_^!)

その話の中で、そういやシソに似た草ってあるよなって話になり、
その草をシソと勘違いして
お裾分けされたのではないかという推測になったわけです。
(*´ひ`*)

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13.06.01 撮影

それで、シソと勘違いしたのではないかと推測したのがこれです。
(σ゜Д゜)σ

この草を調べてみるとカラムシという名前で、
イラクサ科の多年生植物でシソと同じシソ科でもありませんでした。
(* ´Д`*)

カラムシはマオ(真麻、苧麻)などの別名を持ちます。
Band Girlが反応しそうな名前だ。
(*´ひ`*)

シソと間違えて食べて食中毒になったという例では
あじさいの葉っぱがありますが、
アジサイの葉はツヤとか葉の厚さなどで
シソと見分けるのは簡単ですが、
その点においてマオはややややこしいと言えます。
(´σー`)

13.05.12 宇治田原・永谷宗円生家新茶まつり ①

まあ、もっとも葉の香りのあるなしで違いははっきりしているのですが。
(* ´Д`*)


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13.06.17 撮影

カラムシは生長すると、その高さが人の背丈を越える程になります。

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宇治田原にて・出演=十津庵:11.08.06 撮影

雑草としても厄介な部類にあたり、
草刈りをしても地下茎が生き残るので再び繁茂します。

11.09.18 草刈りのハナシ

今でこそ厄介な雑草として扱われますが、
古来から衣類、紙、さらには漁網の原料となる繊維をとるために栽培され、
現在雑草となっているのは
古代に栽培されていたものが野生化したものと考えられています。

そのため、国の重要無形文化財に指定されている
「小千谷縮・越後上布」の原料であり、
福島県会津地方の昭和村では作物として栽培され、
本州唯一の産地となっているそうです。


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宇治田原にて:11.09.18 撮影

宇治田原の畑に生えていたカラムシにいたフクラスズメの幼虫。

フクラスズメはガの一種で、
その幼虫は毒々しい外見ですが、毒は持っていないそうです。





■参照および引用した資料
・学研の観察図鑑5「野山の草花」
 伊藤洋・監修 学研
・wikipedia:カラムシ
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%B7