11.11.18 庭の常備野菜ミツバ (O-GArden) | おがのおーがにっくらいふ(★´ひ`★)ゞ

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ミカンの木の下に広がる庭の常備野菜ミツバ。
(´σー`)

畑で育てているというよりは、その傍らにあるという感じです。
自生していると言ってもいいかも知れません。ほぼ雑草に近い状態です。
(^_^;)(^_^!)

自生するからには土に合っているということで、
ミツバはフキやミョウガ、ウドなどと同様に、数少ない日本原産の野菜です。
野草として食べていたミツバを栽培するようになったのは
江戸時代になってからです。

いつから庭にあるのかは覚えていないけれど、相当前からあります。
もともとは、今第2ラボとして使っている場所にあった
ミツバの種子を播いたものです。

ミツバにも他の野菜と同様に連作障害があって、1回栽培したら ※1
その場所で再び栽培するには1~2年あけてからということらしいですが、
庭ではもはや関係ない状態になっています。
(*´ひ`*)


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スーパーなどで見かけるミツバは水耕栽培のものが主で、
薬味としての用途を考えてか1袋あたりの量も少なめで販売されています。

なので、そんなに量を食べるものではないという印象があるかもしれませんが、
あえてのお浸しで。
庭にたくさんあると、こういうことも可能なのです。
((d(◎ー◎)b))

ゴマをすり鉢ですって、ミツバと和えて麺つゆで味付け。
ミツバもこのように、
ホウレンソウや小松菜などの青菜類と同様の使い方ができます。
(≧▽≦)b

これ、スーパーで買って来たものでおひたしにすると、
量の割に高いおひたしになってしまう恐れがあります。
(* ´Д`*)


畑育ちのミツバは、水耕栽培のものよりも、葉の緑が濃い分、
香りが強く、栄養価も高いです。
食物繊維の他、ビタミンA、Cカルシウム鉄分
カリウムなどのミネラル、葉酸が平均的に含まれ、 ※2
中でも鉄分とビタミンAの量が多い。

ただ、ビタミンKとカロテンは水耕栽培されたものの方が多いそうです。 ※3


ミツバといえば、その香りが特徴ですが、
香りによるリラックス効果の他、香りがアクセントとなるので、
塩分を控えることができ、さらにカリウムの働きで、
塩分過剰による血圧の上昇を予防します。

バナナを食べると、塩分を取りすぎても、
その吸収を抑えることができるというハナシも、
バナナにはカリウムが含まれていることによることですな。
(´σー`)

また、アサリと一緒に食べることで鉄分とビタミンB12が補えるので、 ※4
アサリの味噌汁やうどんに薬味を入れるならミツバがよいそうです。



※1 連作障害
   同じ場所で同じ植物を作り続けると、
   土壌に含まれる栄養素や微生物・菌の偏りが生じ、
   その影響で病害虫が多くなったりすることがあり、
   これを連作障害といいます。
   ちなみに、その障害を防ぐために
   その場所で同じ科の植物を植えるのを休ませる期間のことを
   輪作年限といいます。
   ちなみにミツバはニンジンやセロリ、パセリなどと同じセリ科の野菜です。

※2 葉酸
   水溶性のビタミンで、体内では細胞分裂の重要な働きをします。
   妊娠初期に不足すると、
   胎児の成長や発育に障害を起こすリスクが高まるとされています。
   また、赤血球の形成にも関わります。
   通常不足するものではありませんが、
   妊娠を計画している女性は意識的に摂る必要があります。
   葉酸は他にも菜花エダマメモロヘイヤイチゴホウレンソウ
   アスパラガスなどに含まれています。

※3 ビタミンK
   脂溶性のビタミンで、出血時のかさぶたの形成や、骨の形成に必要なものです。
   腸内細菌でつくることができ、特に納豆菌は生産を促進します。
   パセリやモロヘイヤ、アシタバ、カブの葉などの緑色野菜に多く含まれます
   
※4 ビタミンB12
   水溶性のビタミンで、アミノ酸や脂質などの代謝に関わります。
   通常の食生活で不足することはありませんが、
   不足すると、悪性貧血、神経障害などを起こします。
   動物性からの食品が摂取源であり、野菜からの摂取は期待できません。


   つまりは、なんとかの効能の為に食べようとするのではなくて、
   常に、野菜も肉も魚も穀類もバランスよく食べていたら
   それほど心配にはならないということですな。

   \(´ー`)/




■参照および引用した資料
・「旬を育てる 旬を味わう 野菜づくり大図鑑」
 藤田智・編著 講談社
・「もっとうまくなる家庭菜園教室 畑と野菜のしくみ」
 家庭菜園検定委員会・編 家の光協会
・「健康365日 旬がおいしい野菜事典」
 田中由美・監修 学研