わずか1ヶ月前に耕運機を入れても、
梅雨どきの雨で2週間来なかっただけでこのように
雑草が生い茂っているという情けない状態に...。
(>_<)
それだけならまだしも、
畝の間の通路が水没し作業がしづらく
辛いとしか言いようのない状態でした。
(* ´Д`*)
宇治田原町にある友人の家が持っている休耕田は
1964㎡(約2反)に5枚の田んぼがあって、
昨年度まではそのうちの
奥から2枚目の4枚目を部分的に畑にして、
深い溝を掘り高畝にした小さい畝を14個作って栽培を行っていました。
08.11.15 撮影
今年度からは、友人宅が耕運機を購入したことにより
いちばん奥の5枚目を1枚丸ごと耕して畑にしたのですが、
このような現状です。
(^_^;)(^_^!)
現在、5枚目にはサトイモと枝豆などを植えています。
湿地を好むサトイモは心配ないのですが、
枝豆は排水の悪い畑ではたいてい発芽率も悪く、
湿害で初期成育もバラバラになりがちになるそう。
育苗してから畑に植え付けたとはいえ、
これからの生育を考えると収穫の期待値は低いです。
(>_<)
去年までの私の見解では、
T-farm宇治田原出張所は休耕田を転用しているという性質上、
雨が降るとドジョウが泳ぐ事があるくらいのぬかるみになり、
畝が水没するという危険を持っている。
畝は立てることにより
畑と通路を区分し作物の管理がしやすくなる
水はけを良くするという目的があるが、
田原では水没を防ぐためにさらに畝を高くする事と、
畝の周りに深い溝を掘る事が必要になってくる。
通常の畝立ては、畝になる部分の地面を掘って耕し、
周りは軽く掘る程度だが、
田原では畝になる部分の周りを掘って土を積み上げ、
畝になる部分自体は掘らない。そして結果的に周りには深い溝ができる。
ただし、水没を防げる畝が作れても、
元が水田である為に土が泥のようであり、
乾燥するとコンクリートのような塊の山になり、
耕してすぐには野菜作りに適した土にはならない。
その為、繰り返し土を砕くように耕し、
枝豆や大根など土壌改良効果のある野菜を植えたり、
枯れ草や草木灰などの堆肥や肥料を施し微生物の働きを促し、
野菜作りに適した団粒構造のフカフカの土に改良していく。
この土壌改良には1~2年を要する。
ということでしたが、最近は
大雨の時に田んぼの間を流れる水路から溢れた水が原因であり、
水没しやすいのは田んぼの特性だからいうことだけではなく
水害という要因もあるという見解になりました。
(^_^;)(^_^!)
08.04.29 撮影/ドジョウ