今度の記事は最近の自分の話。
ラグビーのプレシーズンも始まり、今年は2番(フッカー)と8番(No.8)でやろうと思っていたので、その二つでトライアルを受けていました。
っが・・・
ある日のトライアルの時の事、U-21のヘッドコーチが話しかけてきました。
「マサキ、今年はフッカーとナンバーエイトが多いからすごいポジション争いになると思うんだけど・・・君はプロップは出来る??」
?!
プロップ?!?!
まさか自分がプロップになるとは・・・と一瞬考えたものの、中学校でラグビーを始めた時から高校1年生の終わりまでプロップをしていて、その後もプロップの練習は一応していた僕は即座に答えを決めました。
「出来ます!1番でも3番でも!!」
こう答えるとコーチは大喜び。
「マサキみたいなエイトの仕事が出来て、かつプロップでしっかりスクラムが組めるような選手が欲しいんだ!これからは両方で試合に出れるように準備しておいてくれ!」といわれました。
正直すっごく久しぶりにスクラムを組むのでめちゃくちゃ怖かったですけど、なぜか「まぁ何とかなるだろう。」と簡単に思っていました。(このくらいの時からちょっと腰が痛かった。)
っで何回か練習試合をこなし、こっちの巨漢達と何回かガチンコのスクラムも組み、「あれ?NZ人重いは重いけど、意外と対等にスクラム組めるな。もしかして俺プロップでレギュラーになれちゃうんじゃないの??」なんて調子に乗っていたある日、凄まじい腰痛が僕を襲いました。
これは・・・ヘルニアだなぁ(高校生の時から腰椎分離症とヘルニアを患っていて、シーズン始めの方はいつも腰が痛くなってました。)なんて思いながらいつも通りストレッチして練習していました。
しかし・・・これは明らかにいつもと違う。めちゃくちゃ痛い。。。
と思い次の日に病院に行きました。
病院でレントゲンを取ってもらい診察結果を聞くと、「きっと前からのヘルニアのせいで筋肉が固まっているんだよ。とりあえず4日間は休んでね!」と言われ一安心。
やっぱりヘルニアだったか。一安心一安心。なんて思い、薬を飲みながら4日間安静にしていました。
っで4日後。痛みがおさまらない。おかしい。と思って再度病院へ。
そこでこないだとは別の医者に呼ばれこういわれました。
「L5番目(骨盤の一つ上)の腰椎を脱臼骨折しているよ。だから6週間はラグビーはできないし、4週間は絶対安静!4週間後にまたちゃんと検査するので、それまでお大事に。」と言われました。
僕は呆然と「はぁ・・・そうですか。はい・・・はい・・・。(英語だったのでところどころ分からないこともあって。)」と話を聞くことしか出来ませんでした。
腰椎を骨折って。。。そりゃ痛いわけだ。痛いまま普通にスクラム組み続けてたのが悪かったのかなぁなんて思いながらずっと反省。。。
今シーズンはいいチームでプレーできる望みはかなり薄くなってしまいましたが、今はとりあえず怪我を治すことだけ考えようと思います。
これ以上悪化したら本当にどんなスポーツも出来なくなってしまうかもしれない。。。
そんなのは嫌だ。。。
6週間休んだ後にちゃんとプレーできるのか?などの不安はめちゃめちゃありますが、今はもう何も考えずに今自分に出来ることを頑張ろうと思います!
おしまい