勝間和代、不幸になる生き方、メモ
- 不幸になる生き方 (集英社新書)/勝間 和代
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『不幸になる生き方』
(勝間和代、集英社新書、2010年)
メモ
1、有責の法則 (責任を取らない人は、自ら不幸を作る)
・幸福な人は、自分の人生に自分の責任で取り組む。
・不幸な人は、責任を人に押し付ける。
▽小さな約束も徹底的に守るようにする。
2、双曲の法則 (目の前の利益にとらわれると、自ら不幸を招く)
・幸福な人は、長期的な目で人生の時間や資金を投入している。
・不幸な人は、目の前の苦しみから逃れたり、欲望を満たすために行動してしまう。
▽酒、タバコ、ギャンブル、ゲーム、ネットサーフィンなどは時間泥棒、目標達成を阻む元凶。
3、分散の法則 (幸せは一つのカゴに持ってはいけない)
・幸福な人は、幸せの源泉を単一のものに求めない。
・不幸な人は、幸せの源泉を、仕事、子供、恋人などに一極集中してしまう。環境に変化があると、一気に不幸になる。
▽仕事、家族、友人関係、趣味、社会貢献など、多様な要素で人生を支える。
4、応報の法則 (ネガティブなことはすべて、自分に返ってくる)
・幸福な人は、ネガティブなことや批判的なことは口にしない。不満があるときは、問題解決につながる建設的な発言をする。
・不幸な人は、批判と非難を繰り返すことで、一時的な精神の安らぎを得る。
▽三毒追放→妬まない、怒らない、愚痴らない。
▽三薬実行→褒めよう、笑おう、感謝しよう。
5、稼働の法則 (ずぼらな人は、不幸な人)
・幸福な人はマメに動いているので、様々な人との出会いが生まれる。
・不幸な人は、失敗を恐れて行動しない。
▽「失敗は美徳」と考えて行動する。
▽自分のできないスポーツに挑戦して、失敗に慣れる。
6、内発の法則 (人と比べると、どんどん不幸になる)
・幸福な人は、幸せの基準が自分にある。
・不幸な人は、幸せの基準を外から見える自分に求めてしまう。年収や社会的立場などのランクにとらわれてしまう。
▽自分で自分を評価する軸を作る。
▽幸福に感じたことを毎日記録していき、自分の幸せのツボを「見える化」する。
7、利他の法則 (人への幸せこそが、自分への確実な幸せ)
・幸福な人は、無理なく力を発揮できる範囲で、周りや社会への貢献をしている。
・不幸な人は、どうやったら自分の得になるかを常に考えている。
▽地域の活動に参加する。
▽寄付をする。
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