勝間和代、不幸になる生き方、メモ | 読書延長戦

勝間和代、不幸になる生き方、メモ

不幸になる生き方 (集英社新書)/勝間 和代
¥756
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『不幸になる生き方』

(勝間和代、集英社新書、2010年)


メモ


1、有責の法則 (責任を取らない人は、自ら不幸を作る)

・幸福な人は、自分の人生に自分の責任で取り組む。

・不幸な人は、責任を人に押し付ける。

▽小さな約束も徹底的に守るようにする。


2、双曲の法則 (目の前の利益にとらわれると、自ら不幸を招く)

・幸福な人は、長期的な目で人生の時間や資金を投入している。

・不幸な人は、目の前の苦しみから逃れたり、欲望を満たすために行動してしまう。

▽酒、タバコ、ギャンブル、ゲーム、ネットサーフィンなどは時間泥棒、目標達成を阻む元凶。


3、分散の法則 (幸せは一つのカゴに持ってはいけない)

・幸福な人は、幸せの源泉を単一のものに求めない。

・不幸な人は、幸せの源泉を、仕事、子供、恋人などに一極集中してしまう。環境に変化があると、一気に不幸になる。

▽仕事、家族、友人関係、趣味、社会貢献など、多様な要素で人生を支える。


4、応報の法則 (ネガティブなことはすべて、自分に返ってくる)

・幸福な人は、ネガティブなことや批判的なことは口にしない。不満があるときは、問題解決につながる建設的な発言をする。

・不幸な人は、批判と非難を繰り返すことで、一時的な精神の安らぎを得る。

▽三毒追放→妬まない、怒らない、愚痴らない。

▽三薬実行→褒めよう、笑おう、感謝しよう。


5、稼働の法則 (ずぼらな人は、不幸な人)

・幸福な人はマメに動いているので、様々な人との出会いが生まれる。

・不幸な人は、失敗を恐れて行動しない。

▽「失敗は美徳」と考えて行動する。

▽自分のできないスポーツに挑戦して、失敗に慣れる。


6、内発の法則 (人と比べると、どんどん不幸になる)

・幸福な人は、幸せの基準が自分にある。

・不幸な人は、幸せの基準を外から見える自分に求めてしまう。年収や社会的立場などのランクにとらわれてしまう。

▽自分で自分を評価する軸を作る。

▽幸福に感じたことを毎日記録していき、自分の幸せのツボを「見える化」する。


7、利他の法則 (人への幸せこそが、自分への確実な幸せ)

・幸福な人は、無理なく力を発揮できる範囲で、周りや社会への貢献をしている。

・不幸な人は、どうやったら自分の得になるかを常に考えている。

▽地域の活動に参加する。

▽寄付をする。




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