バスタイムのお供
今回は我が家の旦那さんのお話です。
我が家の旦那はお風呂が大好きで、必ず入浴剤を入れます。
日本にいるときは、「ツムラの日本の名湯」がお気に入りで、濁っているタイプ、特に乳白色が
最高の贅沢だと思っていたような人です。
彼いわく、ツムラ以外の温泉の素は温泉名が違っていても成分的にはあまり変わらないそうで
色だけが違う!と主張。
その点ツムラは一応温泉別に成分が違うようで、お湯のあたりも違うらしく、
これこそ温泉の素の王道だ!とヘンなこだわりがあった。
そんな彼は日本からたんまりと温泉の素を持ってきて楽しんでいるのだが、
ドイツに来て、これまたハマッた入浴剤があるのです。
それはこれ ↓
ドイツのKneippのバスオイル。
クナイプ商品はドイツでも有名です。
起源は、ドイツのクナイプ神父。彼が不治の病に倒れ、自分で編み出した水療法で克服します。
その後治療家として水治療の研究をかさね、水とハーブをベースにした自然療法を確立したものだそうです。
日本は岩塩のクナイプをよく見かけると思います。
なんだか大きな容器に入っているオレンジやら青など明るい色のバスソルトです。
ドイツでもたまに岩塩を見かけますが、主流はバスオイル。
初めて使う時には、驚くくらいハーブの香りが強烈です。
そうですねぇ・・・・す~とした香りが強くて、そうそう、サロンパスのような香り、というのが近いでしょうか。
ハーブの香りがするものはクラシックラインで、スパ目的の入浴剤はまろやかな香り、きれいな色が揃っています。
最初私が買ってきたとき旦那は、「な、なんじゃ、このサロンパス香は!」といぶかしい顔をしていたのですが、人間ってなれるんですね。
最近では、このす~っとした薬草の香りがたまらなくいいそうです。
この入浴剤はハーブを組み合わせて作られているので、
リラックス、美肌、保温性、肩こり、就寝前のお風呂などなど・・・目的に応じて何種類かあります。
最初、赤い色もあってなんだか落ち着かないんじゃないの?と思っていたのですが
意外とそんなこともなく、なんだか気分が明るく、でも安らぎが得られていい感じです。
日本では入浴剤だけだと思いますが、ドイツではハーブティや、ビタミン剤、バスケアなど多岐にわたってあり、一大美容&健康商品ワールドを形成しています。
気になるお値段は、バスオイルは商品によって違いますが5~7ユーロ前後。
ソルトはもう少し安かった記憶です。
ちなみにこのバスオイル、日本では1本3000円程度するようで、帰国後引き続き使用するかは???です。