ドイツのケーキ
素敵なお庭をお持ちのグレースさん からドイツのケーキはどんなのですか?と聞かれたことが
ありましたので、ご紹介します。
ドイツのケーキは一言で言うと、大きい!です。
彼らは生クリームが好きで別料金だったと思うのですが、ケーキにこれまた大量に
生クリームを乗せます。
この生クリームはあまり甘くなく、ちょっと牛乳ぽい味で、質感も非常に軽いです。
ドイツの生クリームは、日本のクリームのように固くぴんっっとつのが立ちません。
しばらくするとしぼんでしまうので、いわゆる日本の生クリームケーキを作りたいときは
固くする粉を入れて泡立てないと出来ないんです。
味は、やはり甘いものが多いですが、おおむね良好。
でもちょっと繊細なケーキ・・。というのからはとおいかもしれません。
ケーキは、主に2種類あります。
まずは、コンディトライといわれる自家製ケーキを作っているカフェ。
ケーキのほかアイスも食べられます。←ドイツ人はアイスを愛している。
もしくは、デパートのケーキ売リ場でも売っている場合が。
でもよくドイツ全土で見かけるKaufhofというデパートには、日本で想定するようなケーキ売り場は
あまりないと思います。
ドイツで売っているケーキリングの平均的な大きさは26cmくらいですから、
一人当たりの量も多いのです。
私の購入したケーキの型も26cm。日本のオーブンに入るのか心配です。たぶん入らない・・・
日本やパリでみる小さいポーション単位のケーキというよりは、大きなホールケーキを分けるもののほうを
よく見かけます。
ドイツでポーションになっているフランスのケーキ(ぺルティエだったと思う)をみたのですが、
日本のそれの2倍くらいの大きさがあって、あまり繊細に見えませんでした。
大きさは大事だ・・・と思った。
そしてもっと気軽に買えるケーキは、果たしてケーキというのかわからないのですが、
パンやさんで売っているケーキ。
だいたいフルーツがいっぱい乗っているのですが、ケーキ台はスポンジでもなく、う~~ん。。。
やっぱりパンの域を超えないと思う・・・・
四角いバットに流し込まれているので、ケーキの形も長方形です。菓子パンがちょっとケーキのような形になったとでもいうのでしょうか。
季節のフルーツを使ったものが多く、パンと一緒に買えるので皆さん買う率は高いと思います。
ちなみに私はパン屋のケーキは数回しか買ったことがないので、どんな味なのか?ですが、
なんかパンやっぽい・・・という印象です。