独の道具たち 【コーヒーフィルターといったらメリタでしょう】
ドイツって道具好きだと思う。これだけのために存在する道具、というのが結構あります。
あまり料理もしないのにキッチン道具はご立派だ。DIY関連なんて卒倒するくらいたくさんある。
ドイツ製品って、なんか高性能でいいイメージがありませんか?
私は最初、そうでした。そして、今もそうだと思います。
これからすこしづつ「独の道具たち」としてご紹介していきたいと思います。
たぶんこのコーヒーフィルターを見たことある方、多いと思います。メリタはドイツの会社です。
メリタのフィルターを3種類常備しているのですが(ひとつは切れた)、
なぜかというと・・・
それぞれのフィルターの特色をちゃんと出している気がするから・・というか、たぶん出しているはず。
左から メリタ 味わい強く抽出
真ん中 メリタ 紙以外の素材、竹から作られた環境を考えたフィルター(ほんとか?)、アロマティック
右 とあるドラッグストアチェーンのPB 普通のフィルター・・・・
ドイツ人はコーヒー好き、ということになっているらしい。そんなにそうは思わないのだが
よくガイドに書いてあるのでそうなんでしょう。
ドイツの主流はドリップ式だが、若者にはエスプレッソ式のコーヒーが受けているらしい。
そういえばセガフレッドをよく見かけますわ。
で、このフィルターなのだが最初の頃は特に考えることなくメリタを買っていた。
なくなると同じものを買っていた。
あるとき、「他にもなんかあるだろ」と思って写真右のフィルターを購入した。
とあるドラッグストアチェーンで、ここのPB商品。
もちろん安い!1ユーロ以下だったはず。メリタは1,30ユーロ程度だったと思う。
しばらくこれでコーヒーを飲んでいたんだが、なんだかあまり味がないような、、、
薄いような?と思い始めた。
ある日なにげなくフィルターを見てみたんだが、メリタと違うよ。
メリタのには、細かい穴が無数にあってそっから抽出されるような感じだ。ここから旨み成分が
抽出されるのか??
でも、PB商品はそれがない。まっさらなフィルターだ。それ以外にもメリタは種類別に加工が
微妙に違う~。
う~ん、恐るべし (_ _,)/~~ まいった
それでまたメリタに切り替えた。
ドイツで思うのは、商品は値段に対して正直なことが多い。かなりの確率で多い。
安かろう、悪かろうが存在する。
日本の場合、「この値段でこれだけかい!」というパターンにも遭遇することが少々
(少々以上?)ある。逆に「この値段でこのクオリティはすごい」というのもある。
でもドイツの場合、この値段でこれだけはすごい!というのはあまりなくて
う~ん、安かろうか・・・と思う結果が多い記憶。
その代わりそれなりのお金を払うと、それに見合ったものが来る場合が多いのです。
これには感心します。