岩瀬仁紀は現状維持で引退? | にゃん太郎のあいらぶドラゴンズ

岩瀬仁紀は現状維持で引退?



 
 現在日本球界で最高年俸の岩瀬仁紀、今年もまたセーブ王のタイトル

 を獲った。
 しかし、総合的に見ると昨年より試合数もセーブ数も減少、防御率も低下してしまった。 

 現実的な評価としてはダウン査定だろう。プラスアルファーはセーブ王のタイトル料、推

 定4億5000万円の契約更改はどうなるのだろうか。


 1位 岩瀬仁紀 (38歳)  4億5000万円 現役ながらもはや伝説のストッパー
 2位 小笠原道大(39歳) 4億3000万円 どうした?大幅減俸で現役続行
 3位 藤川球児 (32歳)  4億円       メジャーで5年活躍できるか
     城島健司 (36歳)  4億円       守備にこだわり惜しい引退
     阿部慎之助(33歳  4億円       2冠達成で年俸トップに立つか?


 このシーズンオフに中日フロントは岩瀬仁紀を含めたベテラン4選手と会談した。詳しい内容は不明で、賛否両論があったのだが個人的な意見を言わせてもらえば、岩瀬仁紀に関してはもし来年ストッパーとしての活躍ができないようなら引退したほうがいいと思っている。

 今のフロントの評判は悪い。落合博満の監督解任批判から始まり、最近は野球を知らないケチなフロントということでさらに評価を落としている。もし来年ドラゴンズが低迷することになれば、高木監督や選手の責任でなくフロントが最大の戦犯として批判の対象になるだろう。

 一ファンに過ぎない僕がどうこう言う立場ではないのだが、目先の利益にとらわれることのないドラゴンズの将来を見据えた対応を見せてほしいとは思う。


 これは想像だが、中日フロントは岩瀬仁紀に対してタイトル料を含めた現状維持の契約を提案して最高年俸のままでの引退を示唆したのではないだろうか。もしそうならそれは賛同できる。岩瀬仁紀は抑え投手として現在も数々のNPB記録を更新中だ。そして中日ドラゴンズのヒーロー、球界の至宝でもある。

 しかし来年の岩瀬仁紀は・・・



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 先発投手がシーズントータルで勝ち星が上回ればいいというのと違って、岩瀬仁紀のポジションは90%の成功率が求められる。年齢的なこともあり来年以降は最後の砦としての働きは難しいように思われる、。

  僕は中継ぎやワンポイントで登板する岩瀬仁紀を見たくない。当然引退に関しては岩瀬仁紀本人が決断することではあるけれども、球界最高年俸のまま(阿部慎之助に抜かれるかもしれないが、投手としては来年も1位だろう)引退するのも新たな岩瀬伝説としていいのではないかと勝手に思っている。

 選手個々に個性があり特性もある。全くの個人的な意見なのだが、フロントの意向はさておき、山本昌広には徹底的に現役にこだわってもらってNPB最年長勝利投手にも挑戦してほしいと思っている。山崎武司はラストイヤーでタイミングをはかって引退宣言となりそう、代打で存在感を見せてくれるといいのだが。川上憲伸はまだ2、3年大丈夫だろう。今年も先発投手として試合をつくる投球を見せた。まだ6人の先発ローテに入る実力は十分あると思う。この3人にはできる限り現役にこだわってほしい。


 しかし何故か岩瀬仁紀には違う感覚をもってしまう。強いドラゴンズの象徴的な存在だったということがあるのかもしれない。僕の中ではその存在はあくまでも最強ストッパーであり続けなくてはならないということなのだろう。

 岩瀬仁紀にはあくまでもストッパーのポジションにこだわってもらって、それができないとなったらきっぱりと身を引き、死神岩瀬、鉄人ストッパー岩瀬仁紀のままで現役を終えてほしいと思う。



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