お久しぶりの「にゃんこのちょいと気になる」


今回は「民放テレビ全国四波化の今」を伝えます。


まずは基礎情報。

この政策は1986年1月17日に当時の郵政省(今の総務省)が打ち出した情報格差是正施策です。


1983年までに4局になったのは11地域25都道府県しか出来なかった。

その後じわじわと波は広がり、岩手・山形(当時の計画には記載されていなかった)・石川・長崎。

その他にも、長野・愛媛・熊本・鹿児島が民放4局になっている。


しかし、全国民放4局フルネットはまだまだ遠い。

視聴率競争やスポンサー獲得合戦の熾烈化、若年層のテレビ離れ、不況によるCM収入落ち等が広がり難航している。


現在民放3局以下は上記以外の13地区14県が残っている。


さらにテレ東系列は2011年7月24日以降、宮城・広島・静岡へのTXN系列局進出やテレビ大阪の広域放送開始の方針を立てているが、実現していない。


これは地域での新聞の売り上げの影響もある。そしてテレビ大阪広域放送進出は、民放4局の圧力への懸念もある。


しかしTXNが広がれば、TXN系列がない地域ではテレ東フルネットが見れるので喜ぶはずだろう。


1日でも早い開局を祈りたい。


そして民放1局や2局しかない佐賀・徳島・山梨・福井・宮崎は優先度を高くして4局フルネット計画を進めてほしい。


そのためにも政権は確かな人材である事を祈る。


以上、最後に選挙で締めたにゃんこでした。