1階の順路を進むぼくたち♪
うきお「まあ、あのころは本当に若者たちが乱れていたからなあ」
うきぼう「今だって乱れまくってるっすよ、アラフォーババァどもは」
うきお「たしかに、今でも常識を知らないって良くいわれるね、その世代は」
うきぼう「夢ばっか追ってりゃ、そりゃ常識も知らんでしょうよ」
うきお「80年代は本当にひどすぎたんだよ。ニュースでも毎日のように若者の貞操観念の崩壊とか騒いでた。早い話が、中学生、高校生くらいのカップルがみんなヤリまくってたってこと」
うきぼう「父さんの好きな話っすね(笑)」
うきお「笑ってられるようなレベルじゃなかったんだぞぉ。特に夏休みに入ると、経験のない女の子たちは、われ先にと処女を捨てに走ったんだ。山に海にプールにと」
うきぼう「馬鹿っすね」
うきお「そう、本当に馬鹿。中でも一番ナウいとされていたのが・・・」
うきぼう「久しぶりに聞いたっすよ、その死語」
うきお「新島っていうリゾート地に出向いて処女を捨てること。結果、80年代の夏の新島は、若い女の子とその処女をいただく男子であふれかえったんだ」
うきぼう「馬鹿おんな、アラフォーババァ」
うきお「そのせいで、新島はセックスアイランドって呼ばれちゃったくらい」
うきぼう「島民も迷惑だったでしょうね」
うきお「もう、連日テレビや新聞で大問題になってたよ」
うきぼう「馬鹿おんな、アラフォーババァ」
うきお「でも、現実は馬鹿おんなくらいの言葉で付けることはできなかったんだ・・・」
うきぼう「えっ、それは・・・?」