ペタしてね

皆さまこんばんは(*^^*)


見方道アドバイザーのどいしゅうです。


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第3章 ひかりの国の入口
 


からだから抜け出たばかりで、飛ぶのが苦手なぼくは、

妹に吊られるような感じでゆっくりしたスピードで

下に広がる世界へと舞い降りました。




下に降りるほど、辺りは鬱蒼としていて
うす暗くて怖い感じがしました。



三途の川の石はギザギザと角が尖がっていて
裸足で入って歩いたら切り傷ができそうなくらいの形
そのうえ川自体が少し濁っていて底は藻みたいなものが
たくさん生えていて川に足を入れたくない・・・


見た目はあまりキレイとは思えない感じがしました。



不安で川の向こう岸を見ると
とても眩しい黄金のひかりが放たれているので、
少しだけ安心としました。




向こう岸にどこの誰かはわからない方が3人立っていて
川の真ん中あたりに向かって、手をふられているのが見えました。

川の中を1人の男性が渡っていました。

こちらの岸と向こう岸の中間地点まで歩いていて

川底が深いのか水は腰くらいまで高さでした。




向こう岸の方に応えるように時々手を振り返し、

渡っているのが見えました。




「あの人は向こう岸に行かれたらこちらの世界には、
 もう戻って来ることが出来ないのだろうな・・・」

とその時感じました。




その光景をボーっと見ながら、
「あの男の人と3人はお知り合いなのだ。

向こう岸の方はきっと家族とか親戚なんだ」

と想像しました。




川に沿って目線を右に向けると、大きな1本の橋がかかっていて
1人渡っている人がいました。

橋の中間地点には、仏さまのような人(天部に住む住人・諸尊)が

待っていました。


人によってひかりの国に入る方法がちがうことを知ったぼくは
その違いについてまだよく理解できなくて、つい質問をしました。

「どうして、人によって向こう岸に渡る方法が違うの?」



すると、ひろみは

「人は生きているときに、信じる道(宗教のようなもの)があるでしょ?

 その人に合わせて迎えに来るんだよ」

と答えてくれました。




「そう言えば、学校で宗教の授業とかは受けてはないけども、
 家やその人個人によって違うのは聞いたことがあるな。
 ひかりの国に来ても違和感がないようにその人に合う人が
 グループを代表して迎えに来ることもあるんだ・・・」
とその謎について、少し理解ができました。



「そうだ!ここは・・・」




川に向かって立っていたのですが、背中側が暗闇で何も見えない感じ
あまりにも怖くて出来ることならここから早く立ち去りたい。

そう思い、ひろみに

「ごめん、早く向こう岸に行きたいんだけどもいいかな」

とお願いをしました。




まだ空をうまく飛べないので、また妹に手を持ってもらい
上に引っ張り上げてもらうようにしながら
向こう岸へ誘導してもらいます。


キラキラ キラキラ キラキラ キラキラ キラキラ キラキラ キラキラ


第3章の続きは次回に掲載します。

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