話は元に戻ります。
3回目の給料は新しい通帳に入ったものの、ロッカーに入っていたはずの通帳は紛失したとのこと。
仕方ないので新しい通帳を発行してもらう手続きをしたとのこと。
いや、何が仕方ないの!?
どこで無くしたの?
本当に無くしたとして、今頃再発行とか、手遅れじゃないの?
またもや色々と意味不明でした。
それに、2回目の給料がまた先送りされて悶々としました。
そういうストレスを夫本人がかけてきているのに、心配だったからと早く帰ってくる。
これなら食べられるんじゃないかと、元々の私の好物を買ってくる。
ギャンブル依存症から回復されている俳優の六角精児さんが、加藤浩次さんと番組で対談していました。
その時、「六角さんは凄く優しいのに、一方で凄く悪魔みたいな部分があるんですね」という主旨の話がありました。
まさにこれが、ギャンブル依存症らしさだと思いました。
六角さんを見ていると、夫を見ているようでした。
そして、六角さんはギャンブル依存症の酷い時も、演劇の練習にはきちんと参加していたとのこと。
自分が行かないと全体が練習出来なくて、そこまで周りに迷惑かけられない、というような理由をおっしゃってました。
これも、夫と丸かぶりです。
身近な私たちに迷惑かけ、あらゆる人に借金を申し込む傍若無人なのに、なぜか仕事は真面目にやる。
なぜか仕事に関しては「迷惑かけられない」と、「どの口が言ってるんだ!」という正論を言う。
そして、仕事はむしろ人より出来る。
不思議な病気です。
そんな訳で悪魔が同居してるので、早く帰ってきても、即そわそわし出して競輪かスロットへgo。
私の元好物を買って来たお金はどうしたの?と思えばギャンブルで勝った金。
ということは、その元の金は私や家計から盗んだ金です。
このころから、
・(私は安静中で寝てないと危なかったので)不安ながらも頼んだ振り込みを案の定してない
→じゃあ金はどうしたのか、私になぜ嘘ついたのか聞いても上の空でおかしい。
・私宛に覚えの無い請求書が来て、中身を見ると先月に数万のキャッシングしている。
→ごめん、車の故障を言い出せなくて……嘘に違いない
・不安になって、いつも手元に置いてた私の通帳を記入しに行くと、あと数円しか残高ない。本来なら出歩いては駄目、入院がベターな状態なのに、こんな情けない理由で赤ちゃんの生死をかけて出歩くはめに。
→それは僕は知らない…もちろん夫の犯行。カードを私の財布からこっそり盗んで犯行。
・「なぜか会社の机の引き出しにお金が入っていた」「なぜかポケットにお金が入っていた」という回数が増えていく。
→なぜか知らないのに金は入り込みません。つまり、私から盗んだ金を机やポケットに入れていたというだけ。
後に、症状が酷くなり、盗んだ記憶の部分だけスッポリ無くなるようになるので、本当に「知らないうちに」という心理状態になっていた。……怖すぎ。
・夫に電話かけたら「お客様のご都合により…」なので、なぜ支払わないか聞く。少し高かったら言えなくて、というので申告した額を渡しても、一向につながらない。
仕方ないから一緒に払いに行くと6万とか言われる。(しつこいようですが、私は本来は出歩いては駄目)
内訳聞くと、課金ゲーム。
課金ゲームで課金をする大人がいることにも正直衝撃を受けましたが、課金に5万以上かけるとかアホだろ。と思いました。
しかも、2回給料丸ごと入ってない時に。
中学生が仕組み知らないで騙されたなら、まだ理解出来る。
30過ぎて、そんなのに課金するなんて。
ちなみに課金騒動は、この後、1回や2回では済みませんでした。
しかも、1ヶ月に5万以上がスタンダードに。
ギャンブル依存症の人は、そして実は一部の発達障害の人も、こういったゲームにのめり込みやすいようです。
それが課金ゲームなら、こうなるということ。
だからギャンブル依存症から回復中の人は、宝くじも含めたあらゆるギャンブルもアウトですが、こういったゲームも本来アウトらしいです。
うまくやれる人もいるんですかね。六角さんは、鉄道に依存対象が移って、パチンコはほどほどやれるようになったらしいです。
パチンコを客観的に見れているように感じました。
しかし、そんな人がいたとしても、夫は全てアウトです。した瞬間戻ります。ヤミ金まで戻ります。
夫は三つ巴の症状がフルに出てるので、当然、引っ掛かりやすいものにはガンガン引っ掛かっていきます。
綺麗に地獄へ一直線に行くのです。