今日はサンワダイレクトのマウスを愛用している私が、最新のワイヤレスレーザーマウス MA-NANOLS5に乗り換えたのでその使い心地、感想を交えながら製品レビューをします。
SANWA Direct
MA-NANOLS5
極小レシーバー・レーザー式ワイヤレスマウス
ワイヤレスレーザーマウス MA-NANOLS5のパッケージです。1年電池寿命長持ち+縦横スクロール、そして、極小レシーバーという特長があるこのマウス、実際の使用感はどうかこれから試します。
このサンワサプライのマウスのパッケージは、実物が立体パックになっています。
パソコン・サプライ売り場で購入する場合には実際に手に合うサイズか確認できるようになっている実用的かつ優れたデザインのパッケージです。
保証書はシール式になっていて、説明書の紙に移して貼り付けられるようになっています。パッケージを捨てるときに保証書を切り取るよりも楽です。
極小レシーバーの実物がパッケージ表面にあります。
このレシーバには予め本体とついになったIDが設定済みです。自動認識するので利用者側で設定不要な方式を採用しています。
パッケージの裏側にはこの製品の特徴が書かれています。
ノートパソコンに刺したまま持ち運べる極小レシーバー
・ホイールは縦横スクロール両対応
・2.4GHzワイヤレス
・電池寿命1年
・高性能レーザーエンジン搭載
・レシーバー安心収納
・戻る・進むボタン搭載
MA-NANOLS5の本体・付属品は、上の写真です。極小レシーバー、CD-ROM、説明書、単3アルカリ乾電池です。
側面のゴムラバーは斜めに溝が切られたデザインで滑り止めとして有効に機能しています。このMA-NANOLS5ならこんな感じで持っても大丈夫です。
説明書はこの通り、1枚の紙の両面に印刷されています。必要な内容が簡潔に書かれています。特に迷うようなことはないと思いますのでこれで十分です。
こんなところに2.4Gの刻印が!
これはなくてもいいかなと思いました。無線の周波数として、2.4GHz帯を使用した新製品をアピールしたかったのか、他の製品と区別するためにデザインしようとしたのでしょうが、2.4Gタイプの使用感に満足したユーザーにとってはこのマークは不要ですね。
レーザーセンサー、電池カバー、電源スイッチがあります。使用しないときは電源を切っておくことによって電力消費を抑えることができます。
電源スイッチオフ→オン時のマウスの認識はとても早い(数秒もかからない)のでスイッチを入れ忘れてパソコンを立ち上げてしまっても、すぐに操作できます。
あと、Windows標準のドライバでカーソルと左右のボタンが操作できるようになっているので、Windowsのログオン前から使用可能です。
付属CDのドライバ&ユーティリティ(SANWA MOUSE Suite)を使うと一般的なマウスの設定項目に加えて、左側面の2ボタンの機能を設定したり、スクロールの速度・スクロール量なども設定することができます。
特長:USBポートを空ける必要がある時は、マウス本体にレシーバーを収納できる!
このように電池ケースの横にレシーバーをピッタリ収納できるスペースが用意されています。電池ケースのカバーを閉めることができるので極小レシーバの紛失防止に役立ちます。
いままでのワイヤレスマウスというと、他社製も含め
・電波のパワーが強い機種は電池が持たない。
・電池の充電や交換の手間がかかる。
・赤外線方式はカーソルの動きが安定しない。
・赤外線方式はレシーバが大きい。
・光学式は赤色LEDの光がまぶしい。
といった弱点や不便な点がありましたが、このマウスはこれらの弱点をすべて克服しています。
ミニノートのタッチパッドやボタンはどうしても小さいので長時間の操作には外付けマウスの方が作業もはかどるし、肩こりも少なく感じます。私は、EPSON Na01 Miniと一緒に使っています。
以前ミニノートやモバイルPCではケーブル巻き取り式のレーザーミニマウスを使っていました。荷物にならないのが良かったのですが、使うとちょっとつまむような感じになって指と手のひらが疲れました。ある程度使用時間が想定される場合には通常サイズのマウスの方が自分の手に合っていると感じていました。今回のMA-NANOLS5はとても使いやすかったです。
特長:15×18.8mmの極小レシーバーなので、ノートパソコンに装着した際の出っぱりもわずか8mm
USBのレシーバーはペンよりも少ない出っ張りです。接続したままにしておいてもこれならほとんど気になりません。インナーケースに入れてノートパソコンを持ち運ぶときもこのまま接続しておいても大丈夫でした。
SANWA SUPPLYの文字がUSBレシーバーです。
デスクトップパソコンに接続してもこの通り。
■極小レシーバーワイヤレスレーザーマウス(5ボタン・シルバー)
製品情報:極小レシーバーワイヤレスレーザーマウス(5ボタン・シルバー)
■極小レシーバーワイヤレスレーザーマウス(5ボタン・ブラック)
製品情報:極小レシーバーワイヤレスレーザーマウス(5ボタン・ブラック)
■仕様 MA-NANOLS5
・カラー:シルバー(本記事の機種のカラー、そのほか ブラック、ホワイト、レッドあり)
・インターフェース:USB HID仕様バージョン1.1準拠
※USB2.0インターフェースでも使用できます
・コネクタ形状:USBコネクタ(Aタイプ)
・ワイヤレス方式:2.4GHz RF電波方式 AUTO LINK(16チャンネル×20の40乗ID)
※マウスとレシーバー間のIDは固定です
・通信範囲:
木製机(非磁性体)/半径約10m
スチール机(磁性体)/半径約2m
・分解能:1200カウント/インチ
・読取り方式:レーザーセンサー方式
・ボタン:2ボタン、2サイドボタン、ホイール(縦・横スクロール)ボタン 計5ボタン
・サイズ・重量:
マウス/W60×D96×H38mm・60g(電池含まず)
レシーバー/W15×D18.8×H7mm・3g
・付属品:Windows用CDドライバ、単三乾電池(テスト用)×1本、取扱説明書
・電池性能:
連続作動時間/約205時間
連続待機時間/約514日間
使用可能日数/約12ヶ月間
※一日8時間パソコンを使用中に、マウス操作を25%程度行う場合。(アルカリ単三乾電池使用時)
※サンワサプライ社内テスト値であり、保証値ではありません。
サンワサプライ製品情報 極小レシーバーワイヤレスレーザーマウス(シルバー) MA-NANOLS5S より
旧URL https://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=MA-NANOLS5S
旧URL http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=MA-NANOLS5S
<SANWA MOUSE Suite>
以下は、付属のマウスユーティリティ「サンワ マウス スウィート」の画面イメージです。使い勝手を左右する要素の一つであるユーティリティについて、購入の際の参考になればと思います。
マウスのボタンに割り当てる機能を設定することができます。左右のボタンを入れ替えたりもできます。
マウスポインタのデザインとカスタマイズができます。
マウスポインタ(マウスカーヘソル)の速度、動作、表示に関する設定ができます。
マウスのホイールの設定です。
接続されているマウスのデバイス名が表示されます。
このサンワサプライのMA-NANOLS5に関しては、SANWA 2.4G Mouseと表示されています。
ダブルクリックの速度の設定とテスト用のエリアです。
マウスを持つ角度を設定することができます。
利用環境としてキーボードとマウスを斜めに配置して、マウスも斜めに持っているようなケースで威力を発揮します。
マウスポインタに関するオプションの機能を有効/無効にすることができます。1200カウントの高速マウスなので、特にスローモーション機能は便利ですね。
ポインタ ラップ:ポインタが画面の端に達したらポインタが画面の反対側に戻るようにします。
スロー モーション:Shiftキーを押すと、一時的にポインタの動きを遅くして正確な位置を指定できるようにします。
X焦点:ポインタをタイトル バーに合わせるとウィンドウがアクティブになります。
<Mouse Suite>
バージョン情報、マウスアイコンのタスクバーへの表示、アンインストールの操作ができます。
このSANWA MOUSE Suiteは、Windows 2000、XPのほかにWindows Vista 32nitと64bitにも対応しています。
■改善希望
このマウスを使ってみて満足していますが、次の点が改善されたらもっと良くなると思います。
改善したほうが良い点1つ目として、裏側の電源スイッチを切り忘れることが多いのでオートパワーオフ機能をつけてもらいたいです。
改善したほうが良い点2つ目としては、このサンワ マウス スウィートのソフトがこのレビュー掲載日現在ダウンロードサービスがなく、添付のCD-ROMでのみ配布されていることです。最近はCD-ROMを内蔵しないノートパソコンも増えているのでネットでダウンロードできるようにしておいて貰いたいです。
1台目のパソコン用として使う人のためには、レシーバーにドライバソフトをUSBフラッシュメモリとして内蔵しておいて、すぐにインストールできるようになっているとさらに導入しやすいと思います。
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