前の記事「オークヴィレッジ・パソコンデスク・東京ショールームに行ってきました 」の続きです。
この記事では、オークヴィレッジのパソコンデスクを取り上げます。
＜オークヴィレッジ・パソコンデスク・パソコンデスク＞
インテリア性、プリンタの置き方を考えて、そして操作性も考えて片袖で手の届くサイズということで、このサイズになったそうです。パソコンデスクとプリンタシェルフをつなげると120cm(800+400=1200mm)になります。ノートパソコンを置いて使うのであれば結構ゆったりだと思います。
写真では、最近主流の22インチワイド液晶を用いていますが、24インチワイドまでは難なく乗せられると思います。
デスクの表面の縦横の比率は、紙や能のお面など日本古来から使われている大和比に基づいているそうで、ノートPCを置いたら対角線に来るように配置できるそうです。
OAK VILLAGE/パソコンデスク仕様
素材 ： ナラ材／オイル仕上げ
サイズ ： 奥行565mm×幅800mm×高さ700mm
OAK VILLAGE/プリンタシェルフ仕様
素材 ： ナラ材／框組み
サイズ ： 奥行565mm×幅400mm×高さ702mm
パソコンデスクにデスクトップパソコンのVALUESTAR Lui (ホームサーバ機)を置き、プリンタシェルフにノート型のLuiのリモート端末を置いて、お出かけ前のセットアップをするのも楽々です。座ったままで、腕の動線だけで操作できます。
この白いバリュースター パソコンとナラ材のパソコンデスク色調が、明るく、清潔感のある知的な空間を作り出してくれます。
＜木のぬくもり＞
木の感触、フィット感がぜんぜん違います。会議テーブルのようなプリント合板やウレタン塗装のデスクだと汗をかいたらじとじとになりますけど、木が吸ってくれるので気になりません。
特に手首が当たる部分が木の感触で心地いいです。マウス操作もいい感じです。
ただ、実際に長期間使用する場合には、革製のブラウン系のマウスパッドを使いたいと思います。光学式マウスとはいえマウスを転がしているところが削れてしまわないように気をつけたいですね。
＜オークヴィレッジ・パソコンデスク・パソコンデスク、プリンタシェルフ・チェア＞
森の王様と呼ばれるアンティーク家具にも使われてきたミズナラの木、材木の名前としてはオーク材でできています。合板ではない中身も一緒の無垢のミズナラの木でできています。このパソコンデスクにいえるのはシンプルだからこその美しさです。展示品に触れて、ほんのちょっぴりだけど本物の感触、質感が味わえました。
天然木の風合いが残る植物オイルで仕上げられています。こうしてみると何も置かないほうが美しいですね。
サイズは、プリンタシェルフはパソコンデスクの幅の半分になっています。
ちなみに最近の家庭用プリンタ複合機はけっこう大きくて大変だったという話もお聞きしました。
木は伐採された後も呼吸をしていて、水分を吸収したり、出したりして、そのままでは反ってしまうのですが、反りを防ぐ「蟻桟」（読み：ありざん）という「伸び縮みをさせながら反らせないための桟」を職人技で入れているそうです。上の写真がその部分です。この蟻桟は組み立てのときに手前側から奥に向けて微妙な僅かな幅差をつけて叩き込んで組むそうです。
木だけで組み上げて強度は大丈夫かと心配になる方も居るかもしれませんが、「2枚ほぞ」など木組みの技法が施されているので、クギや金具を使わなくてもとても丈夫なのだそうです。木と金具の金属が組み合わされていると、永年使っているうちに接合部分が錆びたり、脆くなることがありますが、同じ素材同士だからそういうこともないんです。
ケーブルが邪魔になって困るというユーザの声に対して、オークヴィレッジさんによると、本日紹介するパソコンデスクはケーブルの収まりについて最も苦労されたとのことです。オフィスデスクのように穴を開けるのではなく、試行錯誤の結果ケーブルを収めるラック型にしたんだそうです。
このパソコンデスクの特徴の一つであるケーブルが邪魔にならないことについてはじっくり見ていきましょう。
＜ケーブルが邪魔にならないパソコンデスク＞
パソコンデスクの奥にあるこの木箱のような"ラック"がケーブルを収納します。
ラックは後ろから見るとこんな感じです。ラックは、木のレールのようになっているので左右に動かせます。
＜ラック部分＞
パソコンデスクから取り外してみたところの写真です。
デスクの下に隠れて普段は見えない部分になるラックですけど、しっかりと作られています。
4つの足の部分を横から見たところ。
ここの部分の長さと幅が絶妙ですね。パソコンデスクに取り付けてケーブルを入れておいてもガタガタしたりしません。
＜ケーブルや電源タップなどを収納＞
木で組まれたボックスのようなケーブルラックに配線をまとめて、は祖紺デスクの後部に置くようになっています。言葉だと説明に限界があるので、実演の模様を写真入りで書きますね。
＜ケーブルの処理＞
軽く束ねて、この木製ラックの中に収容します。
何かと邪魔になるテーブルタップやACアダプタもこの中に入ります。液晶ディスプレイ、ノートパソコンや一体型パソコン付属のACアダプタなら2～3個入りそうです。
隣のプリンタシェルフに置いたノートPCへつながる黒いケーブルと電源タップの白いケーブルのみになって床にケーブルが這わないので足で引っ掛けたりすることはまずないでしょう。もっとケーブルの採り回しが気になる人は、バンドでパソコンデスクの足に固定してもいいかもしれません。
乱雑になりがちなパソコン本体の後ろ側のスペースも巣っきりです。
＜ケーブル収納完了！＞
チェア越しの写真ですが、こんな感じでケーブルがすっきりとしました。このようにパソコンと液晶、プリンタは、無線LANや電源タップを活用すれば電源コンセントへ1本つなげばOKくらいに配線をすっきりさせることが可能ですね。
液晶ディスプレイの裏のカバーははずしています。ケーブル留めを使ったり、液晶ディスプレイに標準添付の白いカバーを取り付ければさらに見た目をすっきりさせることができると思います。
■特選街 NX-Station Blog記事
・オークビレッジ・パソコンデスク・東京ショールームに行ってきました
・木のぬくもりをあなたに。オークヴィレッジ・パソコンデスク
・木のぬくもりをあなたに。オークヴィレッジ・プリンタシェルフ
・NEC・オークヴィレッジ・Allabout共同企画 無垢の木製家具
■NECダイレクト
旧URL http://www.necdirect.jp/pcdesk/
この記事の中で登場したパソコンはNECの直営オンラインショップで購入できます。（液晶モニタありモデルも液晶モニタなしモデルも選択できます。）
・ OAK VILLAGE/パソコンデスク
・ OAK VILLAGE/プリンタシェルフ
・ OAK VILLAGE/Litoチェア
■オールアバウト(Allabout)
オールアバウト スタイルストア
・「パソコンのある暮らし」もっとココチ良く
旧URL http://stylestore.allabout.co.jp/mojo?language=ja&vgform=DisplayProductsByThemeIDAA&theme_id=39&template=default/voice/3/39_nec.html
■各メディアの記事
Nikkei Torendy.net
・NEC、木製PCデスクを発売、オールアバウト利用者の声5000件もとに商品化
https://xtrend.nikkei.com/atcl/trn/news/20081128/1021373/
旧URL http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20081128/1021373/
ITmedia
・NEC、ユーザー意見反映したPCデスク発売 All Aboutと協力
旧URL http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/28/news016.html
■オークヴィレッジ(Oak Village)
木製の家具、工芸品の製造、販売。東京、大阪のショールームも紹介。循環型社会を目指したものづくりを推進しています。
・オークヴィレッジホームページ
旧URL http://oakv.co.jp/index.html
・オークヴィレッジ高山 ガイド
旧URL http://www.oakv.co.jp/guide/guide.html
飛騨高山のオークヒルズ、森のレストラン、カフェ「リトルオーク」のご紹介です。
・オークヴィレッジWEBショップ
旧URL http://shop.oakv.co.jp/
木製の家具、工芸品の直販ショップです。飛騨高山の職人が国産の木材で造ったこだわり家具・クラフトを販売中です。
製品に関するお問い合わせ先
オークヴィレッジ株式会社
〒506-0101 岐阜県高山市清見町牧ヶ洞846
TEL 0577-68-2244 FAX 0577-68-2219