Windows Anytime Upgrade Vista上位Editionのライセンス販売終了 | 特選街情報 NX-Station Blog

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事前にアナウンスされていたこともあって静かに終了するとは思われていましたがWindows Anytime Upgrade によるVistaの上位エディションへのバージョンアップライセンスの販売が終了しました。

 

各パソコンメーカーのパソコン向けに、それぞれのメーカーが自社サイトなどで販売していたライセンスも同時に終了したようです。

 

 

NECパソコンショッピングサイト NECダイレクトのトップページに掲載されていたNEC Direct Windows Anytime Upgradeコンタクトセンターからのおしらせによると、「Windows Vista上位エディションへのアップグレードの販売を、2008 年 2 月20 日 17時をもって終了」とのことです。

 

 

 

2008/02/20
「Windows Anytime Upgrade」(Windows Vista(R) 上位エディションへのアップグレード)販売終了について
http://www.necdirect.jp/psp/PA121/DIRECT1K/ENTPND/h/?tab=N1K_Z_CM_VISTA&catalogid=N1K_Z_CM_VISTA

 

 

 

 

 

 

関連した情報

 

Windows Anytime Upgradeを利用したVistaのライセンス販売が終了へ (ASCII.jp)
旧URL http://ascii.jp/elem/000/000/106/106350/

 

マイクロソフト(株)は8日、2007年1月30日に同社が開設した、インターネット経由でWindows Vistaの上位版にアップグレードできるサービス「Windows Anytime Upgrade」を通じたアップグレードライセンスの販売を今月20日に終了すると発表した。

 

 

 

終了後のアップグレードは、同社が2007年6月8日に発売したパッケージ版「Windows Vista ステップ アップグレード版」で行なえる。なお、終了時までにアップグレードライセンスを購入していたユーザーは、引き続きWindows Anytime Upgradeサポートセンターでサポート対応を受けることができる。パッケージ版の参考価格はそれぞれ下記のとおり。

 

Windows Vista ステップ アップグレード版 from Windows Vista Home Basic to Windows Vista Home Premium
定価:1万800円
同 from Windows Vista Home Basic to Windows Vista Ultimate
定価:2万4800円
同 from Windows Vista Business to Windows Vista Ultimate
定価:1万7800円
同 from Windows Vista Premium to Windows Vista Ultimate
定価:2万1800円

 

 

・アップグレード対象製品とアップグレード手順 (Microsoft)
http://www.microsoft.com/japan/windows/products/windowsvista/buyorupgrade/upgradepaths.mspx#01

 

 

Windows 2000 または Windows XP Professional をお使いのお客様で、Windows Vista Basic または Windows Vista Home Premium にアップグレードされる際には新規インストールを行う必要があります。その際には、現在利用されているバージョンの機能と、インストールする Windows Vista の機能を必ず確認してください。アップグレードすることで機能の一部が使えなくなることがあります

 

↑こんなふうに書かれていたのでよっぽどの物好きじゃないとXPからVistaにアップグレードするような気は起きませんね。もともと、マイクロソフトのサポートの公表でもデータや設定が引き継がれない「新規インストール」をするバージョンアップのパターンが多いので問題だとは思っていましたが。新規インストールするとなると、データともとのOSをバックアップして戻せるようにしたり、新しいOSへ、新たにアプリケーションをインストールしたり、データをコピーしたり、設定をやり直したりと面倒が多く、時間もかかる上に、技術的な敷居もとても高いです。

 

 

思うところ、Windows95の頃から新規パソコン販売ではOSプリインストールパソコンが増加して、Windiws98以降はほぼすべてがOSプリインストールになりましたので、パソコンの経験が10年以上のユーザでないとOSのインストールの経験がないでしょう。そうなると高いアップグレード権を購入してまでOSをバージョンアップしてみようというモチベーションが上がりません。Vistaによっぽど魅力があるか、XPなどの従来のOSに不満がない限りは、買ったときのOSをそのまま使うのが良い選択だと思います。OS入替をするユーザはますます少なくなりそうな気配です。今後、OSはさらにパソコンと一体感を強めて行くような気がします。

 

 

SunやGoogleの提唱するアプリやデータはネット上に置いたまま使うという構想・発想は良いかもしれません。Windows Vistaの次もマイクロソフトがコケるとなるとWindows離れが始まったりして・・・

 

 

 

 

 

 

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