『イエローデー』と銘打ってゲームが行われた当日。

本城陸上競技場の公園には『B級グルメ』と呼ばれるご当地グルメのテントが並んだ。

スタジアムに到着した後、食いしん坊の私の嫁さんが女性仲間と早速テントへ。

どうしても食べたかった『かっぱドッグ』とビールを買って来て貰った。

ホットドッグに刻んだきゅうりがまぶしてあり、シャキシャキ感がいい感じの珍味でした。

入場後、ゲーフラを広げたりしていると子連れの女性から声をかけられた

『あの…○○君（弟）のお兄さんですよね？』

今スタジアムで逆ナンが流行っているのか？

とか思っていると

何年かぶりにお会いする弟の嫁さんの従姉妹のYさんだった。

随分とお綺麗になられていて、気づきませんでした。

互いに近況を報告し合うと、お友達のトコロへ戻られていった。

JFL前期14節 6/7　13：00 本城陸上競技場
ニューウェーブ北九州	1	0-0	0	Vファーレン長崎
		1-0
得点者 28長谷川太郎	時間 79分			得点者なし

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この日のゲームは『九州ダービー』、『準加盟ダービー』、『因縁の対戦』等とマスコミで報じられていたが、それ以上にお互い負けられない大事なゲーム。

ニューウェーブ北九州にとっては上位陣が勝ち点を伸ばす中、惜しい引き分けが続き『優勝してJリーグ』を目指すには引き分けも許されないゲーム。

かたや、長崎も成績不振の責任をとってこのゲーム直前に前任の東川監督が解任。内部昇格とはいえ、新監督で挑む大事な一戦となった。

選手入場時には個人作成という見事なビッグフラッグがメインスタンドにお目見え。

作成者の方、ビッグフラッグ広げ隊の方、大変お疲れ様でした。

ニューウェーブ北九州 (JFL14節　長崎戦)

28長谷川太郎		26河内勇太

	10佐野裕哉

8日高智樹		6佐藤真也

	5桑原祐義

7冨士祐樹		16重光貴葵
23片野寛理		3伊藤琢矢

	1水原大樹

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この日のスタメンは上の通り。

川鍋選手に替え、CBに片野選手が入り、左SBには昨年同ポジションで活躍した冨士選手が入った。

『組織力のNW北九州』ｖｓ『個人技の長崎』となった対戦。

タイプは違うが、いずれも両サイドを起点にするクラブ同士激しい中盤での攻防が続く。

そんな中、目立つのは長崎の７番・大塚。

かつてはアビスパ福岡に在籍。相変わらずのスピードにニューウェーブ北九州守備陣も手を焼いている様に見えた。

ニューウェーブ北九州はピッチを縦横無尽に駆け巡る佐野選手を起点に、前線の２人のスピードを活かした攻撃を組み立てていくが全体の動き出しが遅く、押しながらも決定的な場面を作り出せない。

前半終了間際には佐野選手のCKから上がっていた片野選手のボレーシュートが飛び出すが枠を捉えきれず。

エンドが変わり風上に立った後半。

前半同様攻め込みはするものの、相手のプレスにサイドの縦を切られロングボールに頼りがちになる攻撃パターン。

攻めながら、なかなかゴールに結びつかないという、鳥取戦・Honda FC戦と同じパターンに徐々に応援席にも焦りが感じられ始める。

そんな中、長崎・佐藤のFKからの長崎のシュートが水原選手の手を掠め、ゴールに吸い込まれる。

一瞬、静まり返るゴール裏。

しかし、このプレーはゴール前でのファールの判定でノーゴール。

先取点の欲しい北九州は70分に佐藤選手に替え、攻撃的な関選手を投入。

事態の打開を図る。

そして迎えた７９分。

ようやく歓喜の時が訪れる。

NW北九州 > VV長崎

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片野選手のロングボールからのカウンター。

左サイドで追いついた佐野選手がマークをかわすと中央へ折り返し。

ニアへ入った河内選手の動きに釣られた長崎DF陣に対し、ファーに出来たフリースペースに飛び込む長谷川選手が頭で合わせて先制。

長崎DF陣は戻りながらの守備と難しい状況だったが、この男をフリーにしてはいけなかったね。

守備陣は最後まで集中してよく頑張ってくれた。

このゲームが始まる前まで得点ランクで長谷川選手とならんでいた長崎のエース・有光には仕事をさせなかった。

神崎や途中から入った佐藤といった警戒すべき選手も自由にさせず、桑原選手のハードワークや伊藤選手を中心としたDF陣の踏ん張りでしっかり守りきったニューウェーブ北九州。
5/10同じくホームだった流通経済大学戦以来の『勝ち点３』を手にした。

本当に待ちに待った勝利。

このゲームも長谷川選手のシュートがゴールネットを揺らすまでハラハラの展開。

正直、ほっとした。

また彼に救われた。

まさに救世主だね。

開幕戦、１万人近い観客に本来の力を見せることが出来なかった。

そしてこの日。

再び動員がかけられ８０００人を超える観客が集まった。

決して快勝ではないが、選手達の頑張りをしっかりと感じてくれたことだろう。

試合後、偶然に横手社長と遭遇。

『薄氷を踏むような勝利だった』というお言葉だったが、その笑顔は安堵に満ちてらした。

しかし、ここからが大事。

逆境上等！！

いよいよニューウェーブ北九州の反撃が始まる。

頑張れ！！ニューウェーブ北九州！！

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ニューウェーブ北九州 1-0 Vファーレン長崎